2008/09/15
アウディQ7ディーゼル、日本導入決定
アウディ・ジャパンが、プレミアムSUV“Q7”に、ディーゼル
仕様を追加し、2010年を目処に発売すると発表した。
発売が予定されているのは、“Q7 3.0TDI”の6速ティプ
トロニック仕様。同モデルは、2000バールの高圧で燃料噴
射を行う最新のピエゾインジェクターを搭載したコモンレール
システムや、窒素酸化物を大幅に取り除くアドブルーシステ
ムにより、2009年に導入予定のポスト新長期規制をクリア
する排出ガス性能を誇る。
また、日本の規制のほか、北米やヨーロッパの次世代排出
ガス規制もクリアするレベルを達成しており、ガソリン車に匹
敵するクリーンな環境性能を持つ。
また、発表によると、Q7 3.0TDI導入以降もハイパフォー
マンス・ウルトラ・クリーンディーゼルの搭載車種を増やしてい
き、2015年までに日本におけるアウディ車のディーゼル比率
を10%に引き上げたいとしている。
アウディのドミニク・ベッシュ社長は、「環境問題への解答の
ひとつとしてディーゼルエンジンが高い可能性を持つと信じて
います。環境問題に強い関心をもっている日本のお客様に、
アウディが誇る最先端のクリーンディーゼルを導入できること
を嬉しく思います」と話している。 (朝日新聞)