2012/02/20
アストン、V12ザガートをいよいよ市販化
英アストンマーティンは2月9日、最終デザインが承認された『V12 Zagato(ザガート)』の市販バージョンの写真を初公開。2012年3月のジュネーブ国際モーターショーでデビューさせると発表した。
同車は、アストンマーティンとザガートのコラボで誕生した名車、『DB4GT Zagato』の50周年を記念して開発されたもので、2010年初頭には初期デザインコンセプトの立案を開始。2011年春には早くも2台のプロトタイプ・コンセプトカーが誕生し、同年5月のヴィラデステ・コンクール・デレガンスで世界デビューを飾った。
また6月には2台揃ってニュルブルクリンク24時間に参戦。耐久レースの過酷な環境にも耐え抜き、スポーツカーとしての資質の高さを証明してみせた。
今回発表される市販モデルは、オリジナル・コンセプトを忠実に守りつつ、ディテールに至るまであらゆる部分を熟成。空力特性にもいっそうの磨きをかけたもの。開発はアストンマーティン史上最高のスーパーカー『One-77』と同一レベルで行われており、その生産台数は150台に限定される。
なお、現在の希望販売価格は33万ポンド。納車は本年晩秋から開始の予定となっている。
(carview)