2012/03/04
VGJのブルーモーション テクノロジー、採用車種拡大続く低燃費技術
フォルクスワーゲンが低燃費技術「ブルーモーション テクノロジー」の採用を拡大させている。フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、ゲラスモス・ドリザス社長、愛知県豊橋市)は21日、ゴルフシリーズのステーションワゴン「ヴァリアント」として過去最高燃費を実現した「ゴルフ ヴァリアントTSIトレンドライン ブルーモーション テクノロジー」を3月23日に発売すると発表した。エンジン排気量を1.4リットルから1.2リットルに変更するとともに、アイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムから構成する「ブルーモーション テクノロジー」を採用。ベース車から約12%の向上となる18.4キロメートル(10・15モード)の低燃費を実現した。
VGJは先月、このブルーモーションテクノロジーを搭載した「ゴルフ TSI トレンドライン ブルーモーション テクノロジー」を発売した。燃費志向の強いユーザーからの反応がよく「ディーラーへの来店数も増えている」(VGJ)という。VGJでは今後もブルーモーションテクノロジー搭載車を拡充する計画で、「基本的には全モデルに搭載していく」(ドリザス社長)方針だ。
ヴァリアントブルーモーションテクノロジー搭載車の価格(税込み)は279万円。
(日刊自動車新聞)