2009/03/26

フォルクスワーゲン @ ジュネーブ モーターショー2009

Volkswagen








新型「ポロ」のワールドプレミア、世界で最も低燃費な
「ポロ ブルーモーション」も発表

これまでに数百万台を販売したベストセラー車「ポロ」が、まったく
新しいスタイリングとテクノロジー、並外れた品質を備えてデビュー
します。

新型「ポロ」は、これまで通り、現代の自動車を取り巻く環境から求
められる高い要求を満たすばかりか、それを上回りさえします。

低排出ガスで低燃費のエンジンと、知的なスタイリングを持つ第5世
代ポロは、コンパクトカーの新たな基準を打ち立てました。

「我々はゴルフで達成した素晴らしい功績を、それより下のクラスでも
再現しました。

多くの人に求めやすい価格を維持するために、デザイナー、開発者、
生産スペシャリストは、これまでになく緊密に協力して作業を進めま
した。

新型ポロほど完成度が高く、ハイエンドなイメージを持ったクルマは
このクラスには存在しないでしょう。」フォルクスワーゲングループ会
長 Prof. Dr. マルティン ヴィンターコルンはこのように強調して、
新型ポロの理念を説明しました。

新型ポロに採用された安全装備は、EuroNCAPでの5つ星の評価
が得られるよう設計されました。

現在発表されている欧州仕様のポロには、ヒルホールドコントロール
付きのESPや、サイドエアバッグを含む極めて効果的なエアバッグシ
ステム、むち打ち症の危険を軽減するヘッドレスト(両フロントシート)、
3つのリヤヘッドレスト、ISOFIXチャイルドシート機構といった安全装
備が標準で搭載されています。

世界最先端のパワートレインは、最新のTDIエンジンとTSIエンジン、
それに7速デュアルクラッチトランスミッション(DSG)が導入された新型
ゴルフで実現されました。

新型ポロのパワートレインは、幅広いエンジン出力に対応しながら、燃
費とエミッションにおいて劇的に改善されています。今回、素晴らしい
パフォーマンスを発揮するのは新しい1.2 TSIエンジンです。

このターボチャージャー付き4気筒ガソリン直噴エンジンは、77kW/
105PSを出力する一方で、100kmあたりわずか5.5リットルの燃料しか
消費しません(CO2排出量は125g/km)。

1年目には、新型ポロには7種類のエンジンが導入されます。44kW/
60PSから77kW/105PSまでの出力のガソリン4種類とディーゼル3種
類です。新開発のTDIエンジンは、「ポロ ブルーモーション」として66kW
/90PSのポロ 1.6 TDIに導入され、その可能性を示すことになります。

平均燃費は100kmあたり3.8リットル、CO2排出量は96g/kmとなり、
世界で最も低燃費で低排出ガスの5シーターディーゼルです。

新型ポロは、フォルクスワーゲンの新たなデザインDNAに基づき、
クリアで、独特で、完成度が高いイメージを反映するように開発され
ました。

特に車幅を広げ、車高を低くしたことで、よりダイナミックなプロポー
ションになると同時に、5人の乗員に十分なスペースが確保されま
した。

スタイリングは、流行や奇策を排した、くっきりとした緻密なライン
に特徴づけられます。インテリアも同様に、ゴルフのスタイリングを
ベースにした白色バックライト採用のインストルメント類や、燃料計
のデジタル表示など、理想的な人間工学を追求した新しいレイア
ウトに再設計されました。もう一つの大きな変更は、よりドライバー
方向にオフセットしたセンターコンソールです。

新型ラジオや、タッチスクリーン付きRNS 310などのラジオナビゲ
ーションシステムは、インストルメントパネルの中心段に配置され
ています。

ドイツでは、新型ポロは6月の最終週に発売予定です。そのわずか
2週間後には欧州での販売が開始されます。

この他にも、フォルクスワーゲンは、ジュネーブにおいて新たな統一
ブランド「ブルーモーション テクノロジー」のもとで、世界で最も低燃
費な5シーターコンセプトカー「ポロ ブルーモーション」を発表しました。

燃料消費量は3.3リットル/100km、CO2排出量はわずか87g/km
で、2010年の販売開始を予定しています。1.2リッターTDIエンジン
(コモンレール インジェクション)のほか、オートマチック アイドリング
ストップ システムと回生ブレーキ(制動エネルギーの回収用)の2つ
のテクノロジーだけでも、100kmにつき最大0.2リットルの燃料消費
量が削減されます。

また、車高を10mm低くした空力ボディ パッケージ(改良版フロント
エンドを含む)などの省エネ対策によっても、0.8リットルの消費燃料
が削減されるとともに、CO2排出量は約20%低下しました。

同時に、「ブルーモーション テクノロジー」シリーズとして、クラス最
低燃費を誇る「ゴルフ ブルーモーション」(3.8リットル/100km)、
「ゴルフ プラス ブルーモーション」(4.3リットル/100km)、SCR触媒
コンバーターを搭載する世界で最もクリーンなディーゼル セダン
「パサートCCブルーTDI」、燃料コストわずか4.60ユーロ/100kmの
「トゥーラン TSI エコフューエル」も発表されます。

※ TSI、TDI、DSGはフォルクスワーゲン グループの登録商標です。


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