2009/04/10
ベンツ、低排出ディーゼルをEクーペに搭載
独ダイムラーは、メルセデス・ベンツの新型Eクラスクーペに、
低燃費・低排出の新設計ディーゼルエンジンを搭載し、発売する。
優雅なたたずまいの外観を武器に、約15年ぶりに復活する
ことになったメルセデスのミディアムクラスクーペだが、搭載され
るエンジンは今の時代にふさわしい、優れた環境性能を有する。
そのニューモデルの特徴を象徴するのが、最高出力204hp、
最大トルク51kg-mという十分なパワーを発揮しながら、燃費
性能を100km走行あたり 5.1リットル(19.6km/L)という
低燃費を実現した“E250 CDI ブルーエフィシェンシー クーペ”だ。
このディーゼルモデルは、最新のコモンレールシステムやピエ
ゾインジェクターを備え、燃焼効率の高効率化を実現。従来の4
気筒ディーゼルエンジンと比べると、出力とトルクがそれぞれ36
%、47%向上しながら、燃費は17%アップ。CO2排出量も
135g/kmときわめて少ない数値を達成している。
このほかにもガソリンエンジンで、低排出を実現した“E250
CGI ブルーエフィシェンシー クーペ”(204hp)や“E350
CGI ブルーエフィシェンシー クーぺ”(292hp)を揃えるなど、
低排出モデルを中心としたラインナップを構築している。
Eクラスクーペは、欧州では2009年5月にも販売が開始され
る予定。ということは、今年中に日本に導入されることが期待で
きそう。エレガントでクリーンな新型メルセデスクーペの登場が
今から楽しみだ。
(朝日新聞)
関連URL : http://www.mercedes-benz.co.jp/new_e-class/main.html