2009/05/23
メルセデスベンツ Eクラスクーペ 新型…第1号車を納車
ダイムラーは11日、新型メルセデスベンツ『Eクラスクーペ』の
最初の1台を、ドイツ・ブレーメンのカスタマーセンターで顧客に
引き渡した。
新型Eクラスクーペは、3月のジュネーブモーターショーで初公
開。『CLK』の後継に当たるエレガントな2ドアクーペだ。
1月のデトロイトモーターショーで発表した新型『Eクラスセダン』
のシャシーをベースに、伸びやかなフォルムを持つ2ドアクーペを
開発した。
第1号車は、5.5リットルV8(387ps、54kgm)を積むトップグレ
ードの「E500クーペ」。ボディカラーはパラジウムシルバーで、
オプションのAMGスポーツパッケージ、マルチメディアシステム
の「コマンド」、走行状況や天候によって5種類のモードを持つ
「インテリジェントライトシステム」を組み込んだ1台だ。
ブレーメンのカスタマーセンターに車両を引き取りに来たのは、
オーナーのSiegfried Mollerさん(56歳)。「25年間、メルセデ
スに乗り続けている。E500クーペの初ドライブが楽しみ」と喜び
の表情で話した。
ブレーメン工場のPeter Schabert工場長は、「Eクラスクーペは
ブレーメンだけで生産。最初のドライブの瞬間から、そのエキサ
イティングな走りを楽しんでもらえると確信している」、と応じた。
Siegfried Mollerさんは、親子2代に渡ってメルセデスオーナー
とのこと。キーを受け取ると、さっそく自宅のあるドイツ西部の
ハムに向かって、ステアリングホイールを握った。
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