2009/08/11

メルセデスベンツ Eクラスワゴン 新型、初公開!!

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ダイムラーは5日、新型メルセデスベンツ『Eクラスワゴン』を発
表した。
1月にデビューした新型『Eクラスセダン』をベースに、伸びやか
なステーションワゴンフォルムを構築。欧州では11月から納車
が始まる。

新型のボディサイズは全長4895×全幅1854×全高1471mm。
Eクラスセダン(全長4868×全幅1854×全高1470mm)と比較
すると、27mm長く、1mmだけ高い。2854mmのホイールベー
スは共通だ。
テールランプはセダンと共通イメージに仕上げられている。

セダンとのメカニズムの大きな違いは、リアサスペンション。
積載する荷物の重量に応じて、車高を自動調整するセルフレベリ
ング機能を組み込んだ。

さらに「ダイレクトコントロール」と呼ぶアダプティブダンピングシス
テムも採用。セダンと同様に、高いハンドリング性能と乗り心地を
両立する。

荷室容量は、最大1950リットル(VDA計測法)。簡単にリアシー
トが折り畳める「クイックホールド」機能が付いた。

室内側からだけでなく、荷室側からもシートの折り畳み操作がワン
タッチでできる。

また、「イージーパック」システムも導入。電動開閉式リアゲートの
動きに連動して、トノカバーも自動的に開閉するなど、利便性を高
めた。荷室のフロア下には、サブトランクが設けられる。

安全面はセダンと同様に高レベル。9個のエアバッグをはじめ、
「アテンションアシスト」「ディストロニックプラス」「プレセーフ」
「ネックプロ」など、万全の構えだ。

エンジンもセダンと共通で、ガソリンとディーゼル合わせて全10
ユニットを用意。駆動方式はFRを基本に、一部グレードには4WD
の「4マチック」が設定される。

ガソリンは直噴1.8リットル直4ターボ(184ps)、直噴1.8リットル
直4ターボ(204ps)、3.5リットルV6(272ps)、直噴3.5リットル
V6ターボ(292ps)、5.5リットルV8(388ps)。ディーゼルは直噴
2.2リットル直4ターボ(136ps)、直噴2.2リットル直4ターボ(170ps)、
直噴2.2リットル直4ターボ(204ps)、直噴3.0リットルV6ターボ
(211ps)、直噴3.0リットルV6ターボ(231ps)。

中でもディーゼルの「E250CDIブルーエフィシエンシー」の直噴
2.2リットル直4ターボは、最大出力204ps、最大トルク51kgmの
力強さと、欧州複合モード燃費17.5km/リットル、CO2排出量
150g/kmの環境性能を両立。10エンジンすべてが、排出ガス
性能はユーロ5に適合している。

新型Eクラスワゴンは、9月のフランクフルトモーターショーで正式
発表。ドイツでは5日に受注が始まり、納車は11月21日にスタート
する。ドイツでの価格は4万1947ユーロ(約583万円)からだ。

新型Eクラスセダンは今春の欧州発売以来、販売台数が4万台を
超えるヒット作となった。ワゴンの追加によって、Eクラスの人気は
さらに高まりそうだ。

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