2009/06/12
独VW、新型オープンスポーツを発表
独フォルクスワーゲンは、新しいオープンスポーツのコンセプトカー
“コンセプト・ブルースポーツ”を発表した。
テーマはずばり、最大限のダイナミックな性能を、最小限の燃料
消費で実現すること。スポーツカーならではの走りと低燃費を両立
するのが狙いだ。
デザインは、新型ゴルフやシロッコと同様、フォルクスワーゲング
ループのデザインディレクター、ワルター・ダ・シルヴァによって生み
出された最新のデザインDNAを踏襲する。
つり上がったヘッドライトや、左右のヘッドライトを結ぶグリルがそ
の特徴で、ロー&ワイドなプロポーションを作り出している。
エンジンは、2リッター直噴ディーゼルターボを搭載する。最高出
力は180ps、最大トルク35.7kg-mを発生。これに6速DSGが
組み合わされ、後輪を駆動する。
車重は1150kgと軽く、パワー・ウエイト・レシオは6.6ps/kgと、
スポーツカーにふさわしい数値を実現している。
軽量設計と高効率エンジンの組み合わせにより、燃費は100km
走行あたり4.3リットル(23.3km/L)と高数値を記録。これから
の時代にふさわしいエコスポーツに仕上がっているといえるだろう。
市販化が楽しみな1台である。
(朝日新聞)