2010/04/04
ジャガー XJ 新型…スポーティにフルモデルチェンジ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは26日、ジャガーのフラッグシップ
モデルとなる新型『XJ』を5月15日から販売開始すると発表した。
XJのフルモデルチェンジは2003年以来、7年ぶり。
新型車の外観は、細長いティアドロップ型のサイドウィンドウを
デザインの中心に据えて、流れるようなシルエットを形成。
ジャガーのブランド哲学である「美しく、速いクルマ」のコンセプトを
体現したスポーティセダンとして生まれ変わった。
新たに採用したパノラミックサンルーフが、車内の明るさや
スペース感を高める。
インテリアは、・シート、インストルメントパネル、ドアトップ、
センターコンソール、アームレストなど主要部位の表面には
全てレザーを使用する。
計器類にジャガーで初めて「iTech」を採用。
これはスピードメーターやタコメーターを液晶画面で表示する
12インチの高解像度バーチャルインストルメントパネル、
ポータブルAV機器とワイヤレス、有線で接続可能な
メディアハブ、エアコン、HDDオーディオ&ナビゲーション
システムなどの主要機能を直感的にコントロールできる
8インチのフルカラーHDタッチスクリーンで構成する。
「ポートフォリオ」と「スーパースポーツ」には
プレミアムサウンドシステムBowers&Wilkins製1200W
サラウンドサウンドシステムを標準装備する。
パワーユニットは、ジャガー史上最も先進的でパワフル、
効率的なAJ-V8 GenIII5.0リッターダイレクトインジェクション
エンジンを搭載する。
自然吸気エンジンと、2種類のスーパーチャージドエンジンは
470PS – 510PSまでの合計3タイプのパワーユニットを用意する。
このほか、新型車はジャガー独自のアルミニウムボディ技術を
採用し、競合車より150kg以上の軽量化に成功した。
車両の設計・製造段階から「車両のライフサイクル」という
アプローチを採用、環境面に配慮した。
価格はベースグレードのラグジュアリーが1000万円、
ポートフォリオが1320万円。ロングホールベースモデルも設定する。
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