2010/09/17
ポルシェ、911カレラGTSを日本導入
ポルシェ ジャパンは、新たにカレラのモデルレンジに
『911カレラGTS』と『911カレラGTS カブリオレ』を追加し、
10月15日(金)からポルシェ正規販売店を通じて、
予約注文の受付を開始する。
両モデルは、10月2日(土)に開幕する
“パリ モーターショー”でワールドプレミアされる予定だ。
後輪駆動の『911カレラGTS』は、
3.8リッター水平対向エンジンを搭載し、
その最高出力は“911カレラS”を23psを上まわる
408psを発揮。
0-100km/h加速タイムは、
スポーツクロノパッケージ・プラス(PDK)を
スポーツプラスモードにした場合、
カレラSより0.1秒速い4.2秒を記録する。
このエンジンは、
充填効率を上げるための対策を実施。
専用レゾナンスインテークマニホールドには、
6枚の負圧制御式のチューニングフラップが
組み込まれており、これらのフラップが出力と
トルクを最適化しながら、ジオメトリーを切り
替える(カレラSはチューニングフラップは1枚)。
このため、
数値はカレラSと同じ42.8kg-mだが、
200rpm低い4200rpmから最大トルクを発生し、
よりドライバビリティ溢れる走りを楽しめる。
このようなスポーツ性能の向上に加え、
高い環境性能も両立。
“ポルシェ インテリジェントパフォーマンス”により、
新ヨーロッパ走行サイクルでの燃料消費量は、
カレラSと同程度の10.2リッター/100km
(9.8km/L)で、CO2排出量は240g/kmを記録する。
また、後輪駆動方式にもかかわらず、
カレラシリーズの中では唯一、
4WDモデルのカレラ 4と同じ44mmワイドな
ボディが与えられているのも特徴。
そのほか、ブラック塗装の19インチ
RSスパイダー ホイールや、
305/30R19のリヤタイヤ、
スポーツエグゾーストシステムなど、
ほかのカレラとは異なる特別なディテールを
数多く備えている。
エクステリアは、
ブラック塗装のスポーツデザイン
フロントエプロン(リップスポイラー付き)や、
専用サイドスカート装着したスポーティなもので、
“Carrera GTS”ロゴがドアとエンジンフードに
あしらわれる。
インテリアは、“ブラックアルカンターラ”の
スポーツシート、3本スポーク・スポーツデザイン
ステアリングホイールなどが奢られ、
シフトレバーやハンドブレーキレバーなども含めて、
ブラック基調のアルカンターラなどの素材で
仕上げられている。
トランスミッションは、両モデルともに7速PDKで、
ハンドル位置は左/右の選択が可能だ。
■価格
911カレラGTS:1604万円
911カレラGTS カブリオレ:1852万円
(朝日新聞)
関連URL : http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/?pool=japan&id=2010-09-15