2010/12/03

メルセデス日本、Sクラスハイブリッドを発売
















 メルセデス・ベンツ日本は10日、Sクラスのラインアップに、
標準ボディ仕様のハイブリッドモデル“Sクラスハイブリッド”を
追加し、発売した。

 これまでSクラスには、全長5230mmのロングボディ仕様
“Sクラスハイブリッドロング”が設定されていたが、
今回登場したのは、ボディが標準タイプとなるモデル。

 標準タイプはロングボディ仕様と比べて全長が130mm短く、
5100mmとなる。

 また最小回転半径は、ロングボディが6.0mであるのに対し、
標準タイプは5.8mと小回りがきくのが特徴となる。

 だが、もちろん後席の居住空間はロングのほうが広く快適だ。

 標準タイプのSクラスハイブリッドは、自らからステアリングを
握り運転を楽しむドライバースカーという位置づけとなる。

 搭載するハイブリッドシステムは従来モデルと同様。
ハイブリッド専用にチューンされた3.5リッターV6に、
20psを発生する小型モーターが組み合わされ、
システム全体で最高出力299ps、
最大トルク52kg-mを発生する。

 モーターは、高トルク特性を活かして加速時に
エンジンをサポートするほか、
減速時には回生ブレーキとして働き、
バッテリーの充電を行う。

 また時速15km/h以下でエンジンを停止する
エコスタートストップ機構も備わる。

 バッテリーは、リチウムイオン電池を採用。
この電池は重量が75kgと小型・軽量に仕上がっており、
ボンネットの中に搭載される。

 そのため、トランクルームには標準のガソリンモデルと
同等の広さが確保されることが特徴で、
ライバル車(BMWアクティブハイブリッド7、
レクサスLS600h)に対するアドバンテージともなる。

 燃費は、ガソリンエンジン仕様のS350と比べ、
約30%向上し、10.15モード燃費は11.2km/Lとなる。

 Sクラスハイブリッドの価格は、1270万円。

 Sクラスハイブリッドロングと比べると、
135万円低い設定となる。

                     (朝日新聞)

関連URL : http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2010/20101110.pdf

関連URL : http://www.mercedes-benz.co.jp/passenger/car_lineup/s-class/index.html


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