2011/07/29

フェラーリ、上半期で史上最高売上高を更新

フェラーリは、同社上半期の売上高が10億8000 万ユーロ(前年同期比19.6%増)となり、ディーラーネットワークへの販売台数が前年を11.8%上回る3577台を記録。上半期で史上最高売上高を更新したと発表した。

好調の要因は、12気筒限定モデルの「599 GTO」、「SA アペルタ」に加え、8気筒モデルの「フェラーリ・カリフォルニア」、及び「458 イタリア」の成功が大いに貢献したと言う。

また、今回の決算結果には反映されていないが、同社ではフェラーリ初の4人乗り、四輪駆動モデル「FF(Ferrari Four)」の発表も、様々な市場で大きな成功につながっていると発表している。

なお、同社の営業利益は1900万ユーロ増の1億3500万ユーロ、純利益は23.5%増の9180万ユーロと大幅な伸びを記録。

事業のキャッシュフローも非常に好調で、6月30日の時点で6億5000万ユーロを上回っている。また上半期の配当前純増額は2億2200 万ユーロとなり、フェラーリ史上最高を記録した。

各国のセールスの状況としては、半年間で939台を販売した北米市場が前年同様1位。前年同期比23.2%増と突出した数字を記録している。

また、販売台数が大きかった地域としては、大中華圏(中国本土、香港、台湾)も6カ月で378台(前年同期比116%増)を販売し、好調に推移。

この結果、アジアの大中華圏はフェラーリにとって主要市場となり、昨年2位だったドイツ(337台)を上回り、フェラーリにとって世界第2位の市場となった。

(ホビダスオート)

●フェラーリ|日本 http://www.ferrari.com/Japanese



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