2011/11/01

フェラーリ・458スパイダーが日本初上陸!








フェラーリ・ジャパンは9月中旬のフランクフルト・ショーでワールドプレミアした「フェラーリ・458スパイダー(Ferrari 458 Spider)」を早くも日本上陸させ、11日夜にはオーナー及び関係者へ、12日にはメディア向けへそれぞれお披露目した。

458スパイダーは、クーペモデル「458イタリア」をベースとしたオープンモデル。車名の由来になっている4.5LのV8エンジンなど基本構造はそのままに、オープン化を図っている。今回ポイントとなるのは世界初となる、アルミ製フルリトラクタブルハードトップの採用。同じシステムをソフトトップで造った場合よりも25kgも軽量で、開閉時間もわずか14秒と素早いのが特徴だ。

日本では写真公開の段階でオーダーが殺到。既に2011年生産分は完売しており、好調な出足となっている。これまでフェラーリは本国発表から上陸までタイムラグがあったが、「日本はとても重要なマーケット。お客様を半年~1年もお待たせできません。今回は他のビックマーケットと同じタイミングで、これは中国よりも早いタイミングです」(フェラーリ・ジャパン、ハーバート・アプルロス代表)と、速攻の導入を果たした。

お披露目イベントはいずれも増上寺で行なわれた。11日夜にはサプライズゲストとして、スクーデリア・フェラーリのF1パイロット「フェルナンド・アロンソ」と「フェリペ・マッサ」が登場。東日本大震災復興サポートのためのチャリティオークションが行なわれ、新たに約800万円が寄付金として集まった。また12日にはフェラーリS.p.A.のプロダクト・マーケティング担当のミケーレ・コメッリ氏がメディア向けにプレゼンテーション。458スパイダーのテクニカルハイライトを解説した。

なお458スパイダーの価格は3060万円。これには3年間のワランティと、アイドリングストップなどを統合した「HELEシステム」が標準となる。これは為替を考慮し、「フェラーリは高級品だから、クルマを変動させるべきではない。コンテンツ(装備)を変えることで対応した」(アプルロス代表)結果とのこと。納車1号車は12月を予定している。

(ホビダスオート)


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