2011/11/02

MBJ、Cクラスクーペに特別仕様車


 「Cクラスクーペには楽しさと美しさがあり、大胆かつ革新的で創造力をかきたててくれる車だ」とメルセデス・ベンツ日本(MBJ、東京都港区)のニコラス・スピークス社長は語った。同社は17日、「メルセデス・ベンツ Cクラス」第3のボディーを持つクーペの追加発売を記念し、つや消し黒の専用車体色をまとった特別仕様車「メルセデス・ベンツ C250ブルーエフィシェンシー クーペ エディション1」の販売を開始。同セグメントにつや消し黒を採用したのは珍しい。今後、同色の他車種への展開も検討する。
 この特別仕様車はCクラスクーペのスポーティーさと上質感を高めたモデル。車体色はつや消し黒を含めた5色を用意し、2トーン加工の18インチAMG7スポークアルミホイールを装備した。また車室内は黒を基調に乳白色の内装トリムやステアリング、乳白色ステッチを施したレザーARTICOシート(前席シートヒーター付き)、アームレスト、ドアパネルなどを採用した。
 同社では日本のプレミアムブランドの乗用車市場において「欧州市場と同様につや消し黒色の車体色の需要が今後、拡大していく」(上野金太郎MBJ副社長)と予測。これまで高級スポーツカーを中心に採用されてきた同色の需要が、スポーティーなスタイルの様々な車種に広がっていくとしている。
 このため同社では今回、Cクラスクーペの特別仕様車に同色を採用。また補修についてもディーラーにおける塗装が十分に対応できる状況にあることから今後、さらに他車種に同色を用いることも検討していく。同特別仕様車の価格(税込み)はベース車比22万円高の620万円。


(日刊自動車新聞)

http://special.mercedes-benz.co.jp/c-class-coupe/index.html


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