2009/11/02

メルセデスベンツ、小型車工場を拡充…2011年から次期 Aクラス、Bクラス 生産

ベンツ|Aクラス|Bクラス|新工場|次期メルセデスベンツ

ベンツ|Aクラス|Bクラス|新工場|次期メルセデスベンツ

ベンツ|Aクラス|Bクラス|新工場|次期メルセデスベンツ

ダイムラーは22日、ドイツ・ラスタット工場に6億ユーロ(約827億円)を投資して、
設備を拡張すると発表した。2011年から始まる次期メルセデスベンツ『Aクラス』と
『Bクラス』の生産に備えるのが目的だ。

ダイムラーはそれに先立つ16日、ハンガリー・ケチケメートにおいて、メルセデス
ベンツの新工場の起工式を実施。同工場では2012年から、次期『Aクラス』『Bク
ラス』に加えて、メルセデスベンツブランドの小型車2車種を生産予定。ダイムラー
は、ラスタットとケチケメートの2工場を、小型車戦略の重要拠点に位置づけている。

ラスタット工場へは、6億ユーロ(約827億円)を投資。工場面積を6万6000平方
mに拡張し、2011年の次期メルセデスベンツA/Bクラスの生産体制を整える。

同工場では1997年、初代Aクラスの生産をスタート。2005年には2代目Aクラス
と初代Bクラスの生産が始まった。すでに両車の累計生産台数は、240万台を突
破している。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「我々は小型車のラインナップを強化す
る。ラスタットへの投資は、その一環」と力を込める。

スマートを除いたメルセデスベンツ乗用車の今年1 – 9月世界セールスは、前年同
期比16%減の73万7600台。販売増のためには、中国やインドなどの新興国での
新たな顧客開拓が欠かせない。その役割を担うのが、次期A/Bクラスと新型2車種
ということになりそうだ。

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