とびっきりおいしい蕎麦屋(その2)

2004/07/18 植田 茂夫 (毎週土曜日)


みなさん、おはようございます。
世間は3連休なんですね。遠方に行かれる方、気をつけてお出かけください。

我々はボーナスシーズン! 仕事がんばります!

今週は先週に続き、とびっきりおいしい蕎麦屋の第2弾をお送りしますが、
その前に、お客様よりメールをいただきました。
「大正区の『凡愚』に行きましたか?」 すみません、まだ行っておりません。
ここ『凡愚』と大阪狭山市の『摂河泉』に次は行こうと思っております。



それでは今週の1軒目、兵庫県篠山市の『一会庵』、ここは秘密にしておきたかったのですが・・・
築後300年の茅葺きで囲炉裏のある民家を蕎麦屋にしています。
そば切りとつゆも本当に美味しいのですが一番驚いたのは蕎麦湯で、かなり濃くこれは絶品です。
周りの風景や空気も気持ちよく、大阪からの距離もドライブがてら日帰りでゆっくりして
帰ってこれますので、だまされたと思って一度行ってみてください。


芦屋市川西町の『土山人』、関西では評判のお店のようですが知らずに行きました。
店内はさすが芦屋。洋楽が流れ、おしゃれな和風の店作りです。
風味のある蕎麦も一級品ですが、ここのそばつゆは今のところ一番気に入っています。
大阪北浜にも同名の店をOPENしたようですので、仕事帰りにいかがでしょうか。


大津市坂本の『本家 鶴喜蕎麦』、京都、滋賀の帰りによくよります。
ここも比叡山延暦寺の門前町です。なぜか古い蕎麦屋は門前町にあります。
胃にやさしい蕎麦が修行僧に合うといわれてきたようですが真意はわかりません。
そんなこんなで鶴屋喜八という人が享保初年に坂本に店を開いて250年、
いまも昔ながらの製法で「手打ちそば」の味を守っています。
京都近鉄百貨店、都ホテル大阪でも味わえますが、雰囲気もいっしょに食べたい凝り性な方は、
坂本まで行ってください。


京都市左京区北白川の『實徳』、ここの蕎麦は戸隠蕎麦といい、ぼっち盛といわれる盛方で、
自分の食べる量を5ぼっちとか10ぼっちと言って注文しますが、食べやすくていいと思います。
美味しい蕎麦屋には珍しく、蕎麦にはツヤがあり、「つるっ」と喉越しのよさがあります。
噛むと弾力があって腰があるのですが「堅い」と感じない茹でかげんは、
ここもやはり一流店のように思います。



最後は地元、堺市方違神社の鳥居脇『門前そば』、ここも又又門前というか門の真横。
今の仕事につく前(といっても二十数年前ですが)、ここの近くの会社で
先輩によくお昼をご馳走になりました。
庶民的な店ですが、メニューの中に2種類の十割そばがあり、高級な方は
余分に待たされるだけあって、なかなか美味い蕎麦を味わえます。
歩いていけるし、久しぶりに行ってみようかな。


ということで、2週続けて実際に足を運んだ「とびっきりおいしい蕎麦屋」の話をしました。
最近、「スローフード」という言葉をよく耳にします。
無添加の新鮮な素材を使った料理をゆったりした気分で味わう。
日々忙しい皆さんいかがですか。今回掲げた蕎麦屋は一人前800円~1500円位で、
本物の「スローフード」をどこの店も「スローライフ」に食せますよ。


次男坊が誕生日を向かえ、11年間大きなこともなく無事育ち喜んでいる、植田茂夫 でした。


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