「せ・い・ね・ん・が・っぴ!!」
2007/07/08 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨晩はあいにくの曇り空で、
七夕の天の川とはいきませんでした。
梅雨の時期ですからね。
昨日帰宅すると机の上に、桂枝雀「代書(屋)」のDVDが、、、
独身時代よく二人で、『桂米朝一門会』にいったのですが、
何を思い出したか借りてきたようです。
(そういえば、最近落語のTV番組を見なくなりましたね)
この「代書(屋)」、履歴書の代筆を頼みに来たトメさんと
代書屋の主人のやり取りが絶妙の間で進む題目。
そして、でました「せ・い・ね・ん・が・っぴ!!」
何度見ても、何度聞いても、あの動き、あの喋り、
枝雀の落語は本当におもしろい。
あの上岡龍太郎をもって、「この人にはかなわない」
と米朝の弟子入りを断念させた、神戸大学出身の天才落語家。
古典落語を踏襲しながらも、
客を大爆笑させる独特の現代的スタイルと、
「緊張の緩和」が笑いを生むとする独自の落語理論。
ご存知の方は久しぶりに笑ってみませんか。
若い方は、吉本とは又ひとあじちがった
大衆文化の笑いを是非一度見てください。
先日の「すべらない話」に続き笑いのヒットですよ。
それでは又来週、植田茂夫でした。