醜道(こくどう)その2
2017/05/31 安田 和弘
前回の続き。。
大阪へ向けての細い急坂をなるべくブレーキ使わずに
下っていくと前方からなんと道一杯ギリギリの3トントラックが、、
横に避けるスペースなど勿論無く、道幅狭くてUターンも出来ず
仕方がないので急坂の途中でバイクから降りて渾身の力を込めて
なんども切り返し、ようやく横のわずかのスペースに避難。
トラックドライバーの女性に聞くと「ただただ奈良へ抜けたいだけなのに
ナビに連れてこられたんデス。この先、トラックで行けますかぁ?」とのこと。
無理であることを伝えて、崖から落ちそうになりながらUターンを手伝い、
トラックはお礼を言いながら大阪方面へ引き返し。
汗だくになったので暫し休憩後、再度大阪方面への急坂を下ると
先ほどのトラックがまだ前方に。。
下から上ってきた軽自動車とすれ違いをしているのですが、この細い道で
良くすれ違いが出来たもんだ。。。と思って見るとなんだか軽自動車の
位置がおかしい。。↓ (右フロントも崖の外に。。)
なんと崖から落ちかけの宙ぶらりん状態(!)
ドライバーと同乗者をゆっくりと山側に避難。
なんとかしてあげたかったのですが、バイクで牽引というわけにもいかず、
レッカーを待って頂くことにしました。崖はかなり深く、下にはお寺の境内が。
落ちていたら大事故になるところでした。。
何事もなくてヨカッタ!!
思わず通りがかったお不動様に交通安全祈願をして慎重に帰路についた
豊中店の安田でした。
PS,ちなみに、この峠は日本一急こう配の国道(府道)として有名だそうです。