秘境訪問。
2017/06/14 安田 和弘
数メーター先が見えない深い霧の中、笹に覆われた山道を
歩いていると霧の中に突然大きな銅像が現れる。。
今でもタマに夢に出てくる鳥肌が立つ子供のころの光景。
以前からこのブログで小中学生の頃には父親に連れられて休日は
山の中で過ごしていたことを何度か書いています。
前述の光景は和歌山と奈良の県境にある秘境”大台ケ原”の
散策道の光景です。
深い山岳地帯の真ん中、日本有数の降水量を誇るこの地域は
珍しい動植物の宝庫で、ここでしか見られない植物なども多数あるそうです。
父親が亡くなる前に”また一回行きたい。。”と言っていたのに
叶えてあげることが出来ず、私も久しぶりに行きたいと思っていた場所でした。
大阪から片道約130キロ。舗装されているとはいえ大半は奥深い山道。
下道でおよそ片道3時間ほどのツーリングとなりましたが、昨日火曜に
一人で訪れました。
途中、大きなダムや長いトンネル、延々と続く山道を走りやっと
大台ケ原駐車場へ。
例の銅像は神武天皇が東征の際に吉野に抜ける途中に一服し、腰かけた石を
記念して昭和初期に建立されたそうです。
もう一度見たかったのですが、時間が(体力、気力が?)無く少し山に入ったものの
断念。もちろん、絶景の大蛇嵓等にもたどり着かず。。
帰り道、20キロほど山道を下ったところにある渓谷の温泉で一風呂浴びて
(さすがに平日の秘湯。完全貸し切り(嬉!))走りだすと、前を中型犬位の
黒い小さい熊が、、(!)
立て看板によるとツキノワグマの生息地でタマに出るようです。
(大きいのじゃなくてヨカッタ。。)
最近の休日はマイナスイオンを浴びまくっている、豊中店の安田でした。