誕生200年!
2017/06/24 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
今年、発明から200年の乗り物ってご存知ですか?
それはドイツで生まれた自転車です。
それまでの交通手段はというともっぱら馬が引っぱったものでしたが、
穀物の不作が続き飼料が値上がりしたため
安い交通手段を、と考えたドイツ人のカール・ドライスという発明家が
「ドライジーネ」という乗り物を発案したそうです。
このドライジーネは時速15kmで14kmを走り
当時の郵便馬車よりも速く、また馬の100分の1という価格から
瞬く間に世の中に広がり10年間の特許を与えられたそうです。
その後、チェーンで後輪を駆動するようになるまでに60年の歳月がかかり、
現在の主流、電気自転車となってきました。
いちばん身近な乗り物には200年の歴史があったんですね。
ママチャリの歴史でもあるんです。
それではまた来週、植田茂夫でした。