一秒
2008/12/29 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
今年も残り三日となりました。
来年のことを話すと鬼が笑うなんて言いますが、
そろそろいいのでは、、、ということで、
二〇〇九年の元日は、
例年より一秒長いのをご存じですか。
「うるう秒」というらしいのですが、
昔から、時は「天文時間」を基準に刻んできました。
ところが近年「原子時間」のおかげで時の正確さが増し、
天文時間の微妙なズレを修正する必要ができたのです。
元日の午前八時五十九分五十九秒と九時ちょうどの間に
「八時五十九分六十秒」という一秒を挿入することで
時を修正するのです。
体制には何の影響もない一秒かもしれません。
しかしこの一秒のおかげで二〇〇九年が正確に刻まれる
と聞くと、どこか人のつながりにも似ており、
一人一人のつながりの大切さを改めて感じます。
元日の午前九時、
少しだけ気にしてみてください。
それではまた来年、植田茂夫でした。
今年一年ありがとうございました。
皆さま良い年をお迎えください。