高齢化
2020/12/19 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨今の高齢化にともない、お客様から免許証返納の
ご相談を受けることが増えてきました。
実態としては自主返納をした75歳以上ドライバーは
4.9%だそうで、これが多いのか少ないのかはわかりませんが、
確かに大きな事故を起こす前に免許証の返納は重要だと思います。
これとは別に昨日、国立長寿医療研究センターの調査が
載っておりました。
運転をやめた高齢者は運転を継続した高齢者に比べ、
要介護状態になるリスクが約8倍上昇すると指摘しています。
「それまで車の運転で使っていた脳内のネットワークを
急に使わなくなると脳が萎縮して白質病変が増加し、
認知症などのリスクが増します。運転ができないことで、
鬱になる高齢者も少なくない」
ということで運転も含め、健康でいるにはなんらかの
「社会との接点」が必要だということです。
老後に役職を3つ以上持つ人は健康寿命が長くなるとの調査もあり、
町内会や老人クラブ、マンションの管理組合などなど
何か役割を受け持つといいそうです。
高齢化社会、家族もいっしょにリスクに立ち向かわなければ
ならなくなってきました。
それでは又来週、植田茂夫でした。