2010/02/26
ベントレー、世界最速4シーターオープンを発表
ベントレーは、3月2日に開幕するジュネーブショーに、
コンチネンタルスーパースポーツのオープン版“コンチネンタル
スーパースポーツ コンバーチブル”を出展する。
コンチネンタル スーパースポーツコンバーチブルは、
1年前のジュネーブショーで発表されたクーペ版と同じ、
6リッターW12気筒エンジンを搭載。
最高出力630ps、最大トルク81.6kg-mを発生し、
0-100km/h加速を4.2秒でこなす。
最高速も325km/hという超高性能ぶりだ。
ベントレーはこのクルマを、“世界最速の4シーターオープン”と
アピールし、2011年モデルからラインアップに加える予定だ。
なお、搭載するW12エンジンは、ガソリンとエタノールの
混合燃料に対応し、E85(バイオエタノール85%+ガソリン15%)
はもちろん、それ以外の混合比率にも対応する。
机上の計算では、CO2排出量は最大70%低減できるそうだ。
インテリアは、サテンフィニッシュのカーボンファイバーや
アルカンターラ、ソフトグリップレザーなどをふんだんに用い、
スポーティ感と豪華な雰囲気を融合させた。
時代のニーズである環境対応を、植物由来燃料に対応する
フレックスフューエル技術という方法でクリアしようとするベントレー。
現状でユーザーがその技術にどの程度の価値を見いだすかは
わからないが、少なくても超高級車を購入の際のひとつのいい
言い訳にはなりそうだ。
(朝日新聞)