2010/05/09
ルノー、新型メガーヌ クーペカブリオレを発表
仏ルノーは、新型『メガーヌ クーペカブリオレ』をデビュー。
今月より西ヨーロッパで販売を開始する。
これにより、メガーヌファミリーのラインアップが完成となる。
新型『メガーヌ クーペカブリオレ』は、先代モデル同様、
優美なラインとブラックガラスルーフにより、
優雅さと特徴的なスタイルに溢れている。
ルーフは、折り畳み式のハイグロス仕上げガラスルーフで、
ガラス面積は約1平方メートルもあり、これは現在、
最大のガラスルーフとなる。
このガラスルーフを手がけたのは、
オープントップのスペシャリスト“カルマン社”で、
開閉に要する時間はわずか21秒。
スイッチひとつでルーフの開閉が可能となり、
オープン時には風の巻き込みが少ない爽快なドライブを、
クローズ時は静粛性の高い快適なドライブを提供する。
搭載するエンジンは、ガソリンエンジンが130hpの
1.4リッターターボ、110hpの1.6リッター、
140hpの2リッター、180hpの2リッターターボの4種で、
2リッターがCVT、その他が6速MTの組み合わせ。
TCe(Turbo Control efficiency)テクノロジーが
取り入れられた、新開発の1.4リッターターボエンジンは、
1.8リッター並みのパワー(130hp)と、2リッター並みの
トルク(190Nm)を誇るとともに、欧州複合サイクルの
燃料消費率で7.3L/100km(13.7km/L)の低燃費を
実現する。
一方、ディーゼルエンジンは、110hpの1.5リッター、
130hpの1.9リッター、160hpの2リッターの3種で、
1.5リッターにはデュアルクラッチトランスミッションの
“EDC(Efficient Dual Clutch)”と6速MT、
その他が6速MTのみとなる。
新開発の6速“EDC”トランスミッションは、
1-3-5の奇数段と、2-4-6の偶数段用の
2つのクラッチを持ち、自動変速が可能な2ペダル
マニュアルトランスミッション。
VWのDSGなどと同様のシステムだ。
また、このトランスミッションを搭載する1.5リッター
ディーゼルエンジンは、二酸化炭素排出量130g/km、
欧州複合サイクルの燃料消費率で5L/100km
(20km/L)という低燃費を記録している。
(朝日新聞)