2010/08/29

次期CLS 量産型が登場














 独ダイムラーは、『メルセデス・ベンツ CLS』の
新型モデルを発表した。

 『CLS』は、メルセデス・ベンツが2003年に発表した
4ドアクーペであり、クーペの持つエレガンスやダイナミズムと、
サルーンの快適性、実用性とを融合した、4ドアモデルの
新ジャンルを確立。

 2004年10月の欧州発売以来、全世界で17万台を
販売する人気モデルとなっている。

 今回発表された新型CLSは、今年の10月2日から
17日にかけて開催される、パリモーターショーにおいて
ワールドプレミアを予定。

 同ジャンルのパイオニアという従来からの位置づけを
踏襲しつつ、同時にまったく新しいモデルとなっている。

 外観では、伸びやかなボンネットに薄いガラスエリア、
リアへとならだかに続くルーフラインなどを踏襲。

 一方フロントマスクは、『SLS AMG』のそれを思わせる
デザインに刷新されており、ロングノーズを強調する
ボンネットの中央には、メルセデス・ベンツの他のクーペ
モデルと同様、大きなスリーポインテッドスターを採用
している。

 また、ヘッドライトには先進的なフルLEDヘッドライトを
装備。合計71ものLED球により、従来モデルとは一線を
画す外観と、優れた視認性を獲得している。

 このほかにもサイドビューには、前フェンダーからリヤへと
なだらかに下るラインや、ネコ科の肉食獣を彷佛とさせる
後フェンダー上のフレアーなど、新しいプレスラインを採用。

 『CLS』の大きな特徴である細身のスタイリングを、
さらに強調している。

 またリアには、ヘッドライトと同じくLEDを採用した
広角のテールライトを装備。リアビューに視覚の
ハイライトを加えている。

 一方、インテリアでは、前ドアパネルとインパネに、
車内空間をぐるりと囲むハイラインを採用。

 内装のバリエーションも豊富で、5種類のインテリア
カラー、5種類のトリムデザイン、3種類のレザー皮革が
用意される。

 職人の手作業によるシートやダッシュボードのカバーには、
防縮加工のレザーを採用しており、直射日光にも耐えられる
耐久性を確保。

 皮革素材には、上等な1.6ミリ厚のセミアニリンレザーも
用意される。

 このほかにも、インパネやセンターコンソール、
ドアライニングには、3種類の木目素材を用意。

 トリムにはピアノ調、もしくはカーボンファイバー素材も
用意されており、インテリアに、より先進的なイメージを
加味する事も可能となっている。

                         (朝日新聞)


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