2010/10/03

メルセデスベンツ Sクラス、初の4気筒エンジン…燃費世界一の高級車








ダイムラーは23日、
欧州向けのメルセデスベンツ『Sクラス』に、
4つの新エンジンを搭載すると発表した。

中でも最も注目できるのは、
『Cクラス』や『Eクラス』用の4気筒
ターボディーゼルエンジンの採用だ。

Sクラスの60年以上に渡る歴史において、
初の4気筒エンジンとなる。

この4気筒エンジンは、
「S250CDIブルーエフィシエンシー」グレードに搭載。

排気量は、大型サルーンのSクラスにとっては少なく、
2143ccしかないが、2ステージターボを組み合わせる
ことで、最大出力204ps/4200rpm、
最大トルク51kgm/1600-1800rpmを獲得する。

環境性能の高さが、このエンジンの特徴。

アイドリングストップや最新世代のコモンレール
ダイレクトインジェクションなどの採用により、
欧州複合モード燃費17.54km/リットル、
CO2排出量149g/kmを達成する。

0‐100km/h加速は8.2秒、
最高速は240km/hと、
パフォーマンスにも不足はない。

S250CDIブルーエフィシエンシーのドイツ価格は、
19%の付加価値税込みで、
7万1876ユーロ(約810万円)から。

ダイムラーは、
「世界で最も燃費のいいラグジュアリーサルーン」と
自信を見せている。

                      (レスポンス)


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