2010/12/12

スマートフォンに自動車業界も注目




















自動車電話からスタートした携帯電話が
機能を高めてスマートフォンに進化、
さまざまな業界で関連サービスが試みられている。

自動車業界にとっても車内と外部をつなぐ
ツールとして注目を集めており、
自動車メーカーなど各社がアプリケーションを
開発・販売している。

一方で、車載型カーナビの画面より小さく、
タッチパネルによる操作が必要なため、
安全性を危惧する声も。

車外とつなぐツールを、
いかに車体側とつなぐかも課題になりそうだ。

スマートフォンは端末本体にアプリを
ダウンロードすることでパソコンのように使える。

位置情報を得るためのGPSや、
画面の縦と横を切り替えるために加速度センサー
なども備えており、自動車への利用にも都合がよい。

また、通信機能は高速かつ定額化して使いやすくなり、
今後はLTE(ロング・ターム・エボリューション)と
呼ばれる高速化した通信規格への移行も予定されている。

こうした特徴を利用し、
スマートフォンによるカーナビは各社が注目している。

またトヨタは、スマートフォンの画面を車体側の
液晶モニターに映し出す仕組みも実験中。

こうなれば、車体側に地図データなどを格納
しておく必要がなくなる。

逆に車体側の様々な情報をスマートフォンに転送し、
エコドライブ(省エネ運転)やメンテナンスに活かす
構想もある。

                 (日刊自動車新聞)


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