2011/01/06

アウディジャパン,新型A8/A8L発表


新型「アウディA8/A8L」を発表する大喜多寛社長


 アウディジャパン(東京都世田谷区)は15日、
新型ラグジュアリーセダン「アウディA8/A8L」を
同日発売すると発表した。

2009年12月に欧州で発売された旗艦セダンで、
納車開始は2011年2月を予定。

11年の年間販売目標は600台に設定し、
競合市場で10~13%の販売シェア獲得を狙う。

販売の中心ターゲットには自分の価値観を武器に
さまざまな世界で戦う40~50代のニューリーダー
を据えた。

 新型A8はオールアルミボディーにV型直噴エンジン、
新開発8速AT、クワトロ(フルタイム4WD)システム
などを搭載。

またオールLEDヘッドライトや指による手書き文字
認証システムを備えた新世代インフォメントシステム
などを採用した。

グレードは排気量3・0リットルの標準ボディー、
同4・2リットルの標準ボディーとロングボディーの
3種類。

 大喜多社長は「感動を与えられる車。
この車の本質がわかるお客さまに確実に売って
いきたい」と語った。

 標準ボディーの価格(税込み)は
3・0リットル車が945万円、
4・2リットル車が1160万円。


アウディの先進性を強調するモデルとして登場した3代目A8


 独アウディが日本市場に投入する
新型「アウディA8/A8L」はアウディブランドの旗艦セダン。

2009年12月に欧州で発売した3代目モデルとなる。

オールアルミニウムボディーやパワフルで高効率なエンジン、
進化したクワトロ(フルタイム4WD)システムのほか、
世界初のオールLEDヘッドライトや日本市場に対応した
次世代マルチメディアインターフェース(MMI)、
ブレーキエネルギー回生システムの採用など、
環境・安全性能に優れた最高級セダンにふさわしい
最先端のハイテク機能と装備も満載。

ラグジュアリークラスで最もスポーティーなセダンと
位置付けている。

 日本導入グレードはV型6気筒3.0リットル
直噴スーパーチャージャー付きエンジン搭載の
標準ボディー車「A8 3・0TFSIクワトロ」と、
V型8気筒4.2リットル直噴エンジン搭載の
標準ボディー車「A8 4・2FSIクワトロ」、
同ロングボディー車「A8L 4・2FSIクワトロ」の
3グレード。

トランスミッションは新開発8速AT(ティプトロニック)
となる。

 ボディーサイズは競合ラグジュアリーセダンの中で
トップクラスの大きさとなるが、
全高は競合独車より低く抑え、
アンダーボディーにはエキゾーストシステムと
リアアクスル以外のすべてを覆うフルパネルを装着。

ロングボディー車は標準ボディー車より
ホイールベースを130ミリメートル延長して
後席の居住空間にあてた。

空気抵抗係数(Cd値)は0・26を達成した。

 外装はエレガントさと力強さを融合させた
筋肉質なラインのボディープロポーションが、
自動車工業デザインにけるアウディの先進的な
ポジションを強調。

内装は先代モデルで高く評価された高品質素材と
妥協を許さない組み付け制度、
緻密な仕上げ品質を踏襲した上で開放感を高めた。

 また内装に加えてシートなどに装備した豊富な
調節機能が、ファーストクラスの快適性を持つ
室内空間を提供。

運転席はドライバーズセダンとして直感的な操作が
行えることを重視した清潔で簡潔なデザイン、
後席はこの上ないラグジュアリーな空間を創出する
デザインを用いた。

 パワートレーンは、
3.0リットル車は排気量を先代の3.2リットルから
ダウンサイズした分を過給で補うことで
高出力・高トルクを達成し、
10・15モード燃費も先代の8.0キロメートル/リットル
から9.2キロメートル/リットルへと15%改善。

4.2リットル車の燃費も先代の6.6キロメートル/
リットルから8.3キロメートル/リットルへと26%改善。

現代の最高級スポーティーセダンに求められる
環境性能も持たせた。



清潔かつ簡潔なデザインを採用して快適性を高めた前席


ドライバーズセダンとして卓越した運動性能を有する

                           (日刊自動車新聞)

関連URL : http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a8.html


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