2011/10/27
ポルシェ、新型「カイユン」の生産拠点となるライプツィヒ工場を拡張
ポルシェAGは、監査役会会長を務めるヴォルフガング・ポルシェ氏と取締役会会長のマティアス・ミューラー氏が政界および産業界から多数の来賓を迎えて、ライプツィヒ工場の第二次拡張工事の着工式を開催し、礎石を据えたと発表した。
ポルシェのライプツィヒ工場は、2002年から「カイエン」を生産。その後の拡張工事により現在では「パナメーラ」も生産されているが、今回の第二次拡張工事により「カイエン」の下のクラスをカバーする新型SUV「カイユン(Cajun)」の生産拠点としても計画されている。
広さ17ヘクタールの工場では新たに1000名以上を雇用するなど、地域経済にも大きな影響を与えそうだ。
今回の着工式でもミューラー氏は「ライプツィヒでカイユンを生産するにあたり、5億ユーロの追加投資を行い、地域経済の発展にも大きく貢献する」とコメント。
また、ポルシェ取締役会のメンバーであり生産部門の責任でもあるヴォルフガング・ライムグルーバー氏は「ライプツィヒ工場では、ハイパフォーマンススポーツカーとオフロードカーの生産台数を増やし、工場を最高水準のレベルに到達させます」と付け加えた。
ポルシェAGによれば、「カイユン」の生産開始は2013年の年末になる予定だ。
(ホビダスオート)