2012/04/03
独メルセデス、新型SL65 AMGを発表
独ダイムラーは、新型メルセデス・ベンツSLクラスの最上級グレード“SL65 AMG”を本国ドイツで発表した。
SLシリーズには、V8ツインターボ搭載の“SL63 AMG”と、V12ツインターボ搭載の“SL65 AMG”の2種類のAMGモデルが設定されるが、今回発表されたのは後者のV12搭載モデルだ。
SL65 AMGに搭載されるエンジンは、これまでと同じ6リッターV12ツインターボ。スペックは、最高出力630hp、最大トルク102kg-m。従来型と比べると、パワーが18hp向上し、トルク値は変更ない。
一方、トランスミッションは、これまで5速ATだったのが、AMGスピードシフト7Gトロニック(7速AT)へと進化した。
SLのフルモデルチェンジで車体が新設計のアルミニウム構造になったことで、SL65 AMGの車重は従来モデルより170kg軽くなった。出力アップと軽量化により、パワー・ウエイト・レシオが向上し、0-100km/h加速は4.0秒をマークする。燃費値も約17%向上し、11.6L/100km(8.62km/L)へと改善された。
新型SL65 AMGはドイツでは今年9月に発売される予定で、現地価格は23万6334ユーロ(2620万円)。なお、高出力版のブラックエディションの設定については今のところアナウンスされていない。
(朝日新聞)