なつかしの 『魔の夏期合宿』
2004/07/25 植田 茂夫
みなさんおはようございます。
連日都心はヒートアイランド!!
40度を超える酷暑が続いています。
このまま10年先、20年先も上昇しつづけていけばどうなるんでしょうか。
本日の最低気温35度、最高気温45度なんてことにもなりかねないです。
そうなると我々にはわからない地球規模の大きな問題が待ち受けていると思います。
ひと夏の恐怖なんて言ってられない将来延々に続く地獄が・・と思うと
想像するだけで恐ろしいですね。
最近は一般的に外気温が35度を越える環境での運動は禁止されているそうで、
特に多湿時は人間の体温調節が効かなくなるので特に注意が必要との事です。
30度を超える環境での激しい運動も避けるべきだそうです。
昨晩の日本×タイも皆かなりバテていましたよね。お疲れ様でした。。。
私も小・中・高校でサッカーをやっていましたが、今でも思い出す『魔の夏期合宿』
昼間のランニングは、このような一般論とは無縁で、当時の体育会の例にもれず
今から思えば非理論的なメニューで、4~5日経つと明らかに頭がおかしくなるのです。
現在と違い炎天下でもまだ32、33度だったと思いますが、
それでも山間部のアップダウンを真夏の真昼に2時間走ると、早い者で30分、
遅い者でも1時間もあれば必ず ”ランナーズハイ”に入ります。
経験のある方はおわかりだと思いますが、そこはなかなか気持ちの良い世界で
その狭間を越えると急に体が軽くなり、意識もはっきりし、息苦しさが減り
足取りも軽くなるのです。ずっとこのまま走れる気になってきます。
特に”虫けら”のごとき1年は真剣に走らされるので早くこの世界に入れます。
そしてこれが1週間続くと、不思議と他に快楽がないだけに
”虫けら”は結構ランニングが好きになったりします。
ランニングの後は夕方まで暑い体育館で昼寝、夕方から8時頃まで又練習。
ところが、1日12時間×7日の『魔の夏季合宿』も、これが3年になると一変します。
引退を残し、試合も出ることができないので後は後輩の面倒を見るだけ。
と言えば聞こえがよいのですが、顧問が帰った後は、当然”王様状態”!!
後は・・・、ここから先は書けません。。。
最近の酷暑の中で仕事をしていると、なぜか『魔の夏期合宿』を思い出し
何か書きたくなりました。
スポーツクラブの上下関係というのは、今思うとこの真夏に始まり、
大会の始まる真冬にまとまってくるように思いますが、いかがでしょうか。
それでは又。水太りの植田茂夫でした
PS:ジャガーに乗られるMさん、9月にご結婚されるとの事。末永くお幸せに!