今「日本」が流行
2007/03/04 植田 茂夫
2007年03月04日 (日)
みなさん、おはようございます。
昨晩の土曜ドラマ『ハゲタカ』の緊迫感はなかなかのものでした。
いよいよ佳境に入る残り3話が楽しみです。
いきなりですが、今「日本」が流行っているのだそうです。
3月1日のニュースにも出ていましたが、
国内では「邦画」や、「和」、「武士道」、「国家」等の
日本の価値を見直す“日本再認識”がブームになっています。
驚いたのですが、45%の人が「習慣やしきたりに従うのは当然」
と答えているようで、これは古くからある日本の文化や
人間関係が廃れていることに起因しているようです。
しかし、古き良き日本を知っている中高年層だけならまだしも、
最近のJーPOPを聞いても、桜や家族、母親という「和」を題材に、
その頃を知らない若年層の間にも日本ブームが起こっているのは
不思議なことです。
その答えを彼らに聞くと、
「今よりは住みやすそうで、楽しそうだから。」
「その頃の話を大人から見聞きし、夢や憧れを感じるから。」
ということで、海外でも、日本食に始まり、映画やスポーツ、アニメやゲームソフト
などの影響で、日本に関心を持つ若年層が増えており、彼らの多くは
日本語で漫画を読んだり、ゲームをしたいと思っているそうです。
インターネットによる日本文化の発信は、世界中の若者に、
物騒な話題の少ない経済大国、平和で楽しい国と映っており、
憧れとなって日本ブームが起こっているのです。
国内外というボーダーがなくなった今、島国日本も自国の誇りを
世界に発信する時期が来ています。
それでは又来週、
『花男2!』と『ハゲタカ』にはまっている植田茂夫でした。