ムードメーカー
2007/07/23 安田 和弘
いよいよ日差しも激しくなってきました。
皆さん体調などは如何でしょうか?
ある医師のお客様に教えていただいたのですが、
夏や冬に差し掛かるとき、その気温に
体が慣れる期間が一番しんどく、
体調も崩れがちで、それを通り過ぎて
体が慣れれば楽になるとの事。
私も少し体調を崩しておりますが、
もう少し慣れるまでがんばりたいと
思っております。
この季節展示車両の洗車をしておりますと
汗かきの私は全身ずぶぬれ状態に
なります。
汗をかいているといつも思い出すのは
高校時代に所属していたバスケット部
時代のことです。
あの頃の汗は正に青春の汗で爽やかに(?)
サラッとしておりましたが、
年のせいか、最近は汗をかいても
爽やかな感じがまったくありません。
(仕事中にたまに出る”冷や汗”にもさらに
爽やかさはありません(笑))
当時183cmの私は高校バスケットの
他のチームの長身者の中ではけっして
背の高い方ではありませんでしたが、
チームの中では一番の長身でした。
で、ポジションは”センター”。
このポジションはジョーダンやアイバーソン
(解らない方ゴメンナサイ)のように
華麗なドリブルワークでリング下に切れ込み
シュートを放つというポジションでは無く、
いつも自分のゴールに背を向けて
見方が放つシュートが外れたときに
そのボールを敵から奪うのが
大きな役目でした。
(華麗というより格闘技です。)
いつも敵の動きを大声で怒鳴るのも
大切な役目で(私だけ?)
「(敵の)何番左いくぞ!」とか
「右回せ!」とか
「一本!気合いれんぞ!」とか
とにかくずっと叫んでおりました。
大会中に右手の指を骨折しており、
リング(ゴール)下は左手でシュート
を打つしか無く、出場がどうか?と
思われていた時、あるOBから
「お前はムードメーカーやから出ろ。」
といわれ割り箸を指にくくり付けて
出場した事がありました。
それが組織の中での”ムードメーカー”
という存在を意識した最初だったと
思います。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
によると
ムードメーカー(むーどめーかー)とは、
その場にいるだけでその場の空気・雰囲気を
好転させることができる力を持っている人のことを指す。
スポーツにおいては選手としての実力とは
別に持ちえる能力であり、たとえ技術で貢献する能力が無くとも
戦力的なプラスを与えてくれる存在である。
ただし、圧倒的な存在感でチームを牽引する能力を持つ選手も、
その姿勢から、結果としてムードメーカーとしての機能を果たしている
場合も多い。
勿論、スポーツだけじゃなく、家庭や仕事にも
大切な存在かと思います。
しかし、監督が必ずしもムードメーカーに
なりえないように、年齢、価値観が離れる
と中々ムードを盛り上げることが出来ず、
”しらーっ”となってしまう事もあるようです。
なかなかに難しいですね。
豊中店の安田でした。