車・ブランドイメージの思いこみ
2008/08/27 氏田 耕吉
最近、
ポルシェの商談で気づいたことがあります。
996型「ポルシェ・911」
いわゆる団塊世代には
ポルシェ嫌いが結構多いんですよね!
「何故とは言われないんですが、特に911」
そこで、さっそく試乗にお誘いすると、、、、、、、
??????
イメージと違う!となります。
まあ、ずばり、『食わず嫌い』 な方々なんです。
確かに911の形は
1963年に発売以来、45年間大きくは変わってはいない、代物。
ただ、どんどん進化させてきてるんです!
今の私くらいの団塊世代が乗ってみたかった頃は
空冷でクーラーの効きも悪く、
主にはマニュアルミッション車、
パワステも無く、重いハンドルを操らねばならない頃でした。
そして高額?
マニアと言うより、オタクと言われても、、、、、失礼!
それが今や、
ティプトロから始まったオートマチック、オートエアコン、
もちろんパワーハンドルでラクラク運転、人気も出る筈です。
車のあらゆるノイズを楽しみながら、高速なんて走ったら何とも言えない
最高の気分に浸れますよ。
メーカーは2005年には、歴史的に関係の深い大手中の大手自動車会社フォルクスワーゲンAGの株式の20%を取得して、2007年までには、持ち株比率は31%となり、事実上同社を傘下に収めているくらい!
今後は51%までの買い増す方針が伝えられているくらいの超優良企業です。
そんなポルシェも1990年代前半に最大のマーケットでもある米国での販売不振により赤字が拡大し、経営難をささやかれた時期があったんですがね。
1996年に低価格のオープンカー (ロードスター型) 「ポルシェ・ボクスター」を投入、
翌年にはデザインと設計を全面的に一新した996型「ポルシェ・911」を投入した効果により販売が好転。
2003年にはポルシェ初の4ドア車(実際は5ドアのSUV)である「ポルシェ・カイエン」も投入。
1999から2000年度の生産台数が約4万5千台であったのに対し、
2003年から2004年度の生産台数は約8万台(フィンランド工場製を含む)と、順調な伸びを示している。
日本のディラーも受注残でゆったり仕事してるとか?(またまた失礼しました)
2009年に発売予定の4ドアセダン、ポルシェ・パナメーラはフォルクスワーゲンの組立工場で生産される計画で、これを乗るのを楽しみな、氏田耕吉の思い込みレポートでした。
良い車、味わってください!