メルセデスクオリティー
2009/01/31 安田 和弘
先日、当店のサービススペースを何気なく
通りかかると見覚えのあるパーツが、、。
メルセデスベンツの室内、センターコンソールの
ウッドパネルでした。
もはや頭の中に常時居座っている”ブログネタ探しアンテナ”が
ピピッと反応。思わず携帯で写真を撮りました。
現在のメルセデスは一部樹脂に木目プリントの部分も
使われるようになりましたが、メルセデスのウッドパネルは
横からの写真で解るように単純な木製ではありません。
まず一番外の木目パネル(本国では10種類以上色も選べます。)
その次に普通の木製パネルがあり、更に金属製のパネルが貼り付け
られていて、最後に樹脂製のパネルが、、、
何層にもラミネートされている理由は二つ。
一つは年数を経ても反りや劣化を少なくする為。
二つ目はもし事故でウッドパネルが割れるような
損傷を受けたとき、割れてささくれが乗員を
傷つけるのを防ぐ為です。
外して横から見ないと解らないところ(見えないところ)
にお金を掛けて作られている所がメルセデスの凄い所かと
昔から思っております。
最近は時代の流れで電子装備に目が行きがちですが
こういう部分の作りこみのクオリティーの高さが
本当のメルセデスらしさでしょう。
現在もその伝統は守り続けられております。
(一時期のモデルは少し怪しかったですが、、(笑))
話題のNEW Eクラス。
きっと隠れた所にも魅力タップリの車でしょう。
楽しみです。
久し振りの本業ネタ。豊中店の安田でした。