自動車重量税引き下げ
2010/04/10 お知らせ
国土交通省は、2010年度予算と税制関連法案の成立に伴い、
4月1日から引き下げられる自動車重量税の税率を公表しました。
ハイブリッド車(HV)など環境対応車では免除、減額となる
エコカー減税も継続、車検時に適用する税率が複雑になるため、
徴収窓口となる整備業界や運輸支局などに十分に確認するよう
周知しています。
自動車重量税は、暫定税率の廃止を掲げる民主党マニフェストを
踏まえた過渡的な措置として暫定税率の国税分の一部を減額します。
自動車重量税は、昨年の税制改正議論の中で、暫定税率と同等の
水準を維持した上で、国の税収の2分の1相当を軽減するとされて
いました。
3月の参院本会議で予算と関連法案が成立、新たな税率が4月1日
から適用される事になりました。
国交省では、今回の引き下げは、適用時期と税率が変わるほか、
景気対策としてのエコカー減税も継続されるため、十分に周知
していく考えです。
すでに予算と関連法案の成立を念頭に置き、自動車販売や整備
関係業界などに、情報を提供していましたが、改めて正式な税率表
をまとめました。
主な車種の税率(継続検査2年)は、
コンパクトカー(車両重量1トン以下)は25,200円が20,000円、
普通乗用車(同1~1.5トン以下)は37,800円が30,000円、
ミニバン(同1.5~2トン以下)では50,400円が40,000円などと
なります。
HVなどエコカー減税で免税対象の場合は、本則税率の適用。
また、初年度登録から18年を経過したものは旧税率となります。
(JU大阪)