カメラやセンサーを騙す
2019/04/20 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
こんな記事を見ると航空機や船舶と違い、
自動車は常に四方八方の確認作業をしなければならないので
自動運転はもう少し先のように思ってしまいます。
テスラ車のセキュリティを調査している会社の報告です。
自動運転:カメラやセンサーを騙すことでTeslaのAutopilotを混乱させる
Tencent Keen Security Labが研究結果を公表
Keen Security LabではTesla車のセキュリティ調査を以前から行っており、
昨年のBlack Hat USA 2018ではTesla車のWi-Fi/3G通信機能を経由して
Autopilot ECU(APE)に侵入しルート権限を取得する研究の成果を発表している。
今回の研究ではルート権限を利用して外部からゲームコントローラーで
ハンドルを操作する手法に加え、車載カメラにadversarial exampleを撮影させ、
自動ワイパー機能や車線検出機能のニューラルネットワークを 混乱させる手法が
検証されている。
道路上に小さなステッカーをいくつか配置することで
車線のペイントと誤認識することが確認されており、
動画では車線を斜めに横切る形で数個のステッカーを貼るだけで
対向車線に進ませるデモも行われている。
ご興味のある方はYouTubeに動画もアップされていました。
目的地設定をし、あとは車に乗り込むだけ・・・
なんて、近い将来我々も実現するのでしょうか、、、
それでは又来週、植田茂夫でした。