排気量

2020/06/11 尾崎 由典


こんにちは尾崎です。

 

車に乗っているとよく耳にする「排気量」。

 

排気量って何かご存知ですか?

 

2000ccとか1.6リットルとか言うのはご存知だと思います。

 

では何が2000ccとか1.6リットルとかなのかご存知ですか?

 

 

 

この業界に入る前の少年尾崎なら、エンジンの大きさでしょっ!と言い出しそうですが、、、

 

 

エンジンの大きさではなく、エンジン内部のピストンが上から下まで動いた時の内部容積です。それ×ピストン数です。

わかりにく図ですみません。笑 これ1気筒を半分に切開した図。

 

まぁ絵のヘタさは置いといて。。

 

内部容積が大きくなるにつれてピストンを動かすのにハイエネルギーが必要なので=車の運動能力が上がるという事ですね。

 

まぁそういう意味ではエンジンの大きさと言うのは的確なのか・・・・・少年尾崎仕組みは知らないが肌感覚が鋭い模様。

 

 

カタログの諸元表なんかで目にする 内径(ボア)×行程(ストローク)とはピストンの直径と上下運動の幅ですね。

 

つまり内部容積ということは、円柱の体積なので。。。

 

ピストン数(半径二乗×円周率×行程)=排気量

 

ベンツのCクラスの諸元を元に計算してみると・・・

 

排気量が既に記載されておりますが。。。笑

 

 

ボア【直径】80.4mm×ストローク73.7mm。てか、、えらいショートストロークやな。。

 

40.2二乗×3.14×73.7=373980.74472

 

373980.74472×ピストン数(C180は4気筒)=1495922.97888立方ミリメートル

 

をccやリットルに直すと1496ccや1.5リッターとなるわけですね。

 

 

この排気量の仕組みを知ると少しエンジン特性が分かりやすくなります。

 

 

ご参考までに。。。

 

以上尾崎でした。

 

 

 

 


Comments: コメントは受け付けていません。 Tags: 

カレンダー

2020年6月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
投稿 (RSS) 投稿 (RSS) 投稿 (RSS)

バックナンバー

スタッフブログの最新記事


リンク集

サイト内検索


Go Top