ALPINA
2022/03/19 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
ちょっと気になるニュースが・・・
BMW好きにとっていつの時代も気になる存在のALPINA、
よりスムーズにまわるエンジンとより快適な乗り心地で
AMGと並ぶ輸入車好きの憧れの的です。
我々の世代は草刈正雄の角川映画「汚れた英雄」で
一躍有名になり日本でもトップチューニングメーカーになりました。
個人的にアルピナといえばこのC1がスタートでした
そんなALPINAが2025年末で
現在の独立メーカーとしての生産を終了し
以降BMWの傘下に入るそうです。
公式声明では、
「政治主導の電気自動車への転換と、世界的な規制要求の強化、
特に車両排出量、ソフトウェア検証、およびドライバーアシスタントと
監視システムの保護に関する要件は、小規模メーカーの要求と
リスクが高まっていることを意味します」
アルピナに限らず小規模メーカーは、
今後事業を継続していくために大手グループの傘下で
戦略的な再編に取り組まなければ生き残れない、
と言うことなのでしょう。
五感に訴えるだけでは車は造れない。
思い浮かぶのは、
AMGを吸収したメルセデス・ベンツです。
同じくチューナーとしてスタートしたAMGは
1999年にメルセデス・ベンツの傘下に入りました。
当然と言えば当然ですが、良くも悪くもテイストは変わりました。
今後のALPINAに期待すると共に
現在のALPINAを手に入れる時間は限られています。
僅か年産2000台足らずの会社ですが、
このニュースを見て生産がままならない今の時期に
きっと多くの注文が入るのだろうと思います。
それでは又来週、植田茂夫でした。