スマホのように車もアップデート
2024/05/25 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
見られた方も多いと思いますが、
先日、「打倒テスラ」を合言葉に
自動車の次の開発に取り組んでいる日本企業の
「SDV」=ソフトウエア・デファインド・ビークル、
直訳すると「ソフトウエアによって定義される車」
を特集していました。
最近の車は不具合が出るとお客様が最寄のディーラーに出向き
専用の機械を繋いでデータのアップデートをして
不具合を解消するのですが、
「SDV」はこのアップデートによる性能の更新を
車内のタッチパネルでおこなうというもので、
今後、完全自動運転では欠かせない仕組みだそうです。
電気自動車で遅れをとっている日本ですが、
機械部品などのハードウエアではなく、
ソフトウエアを更新することで自動車の機能や性能を
継続的に高めることができるこの分野を
政府も日本の自動車産業の生き残りに向けた新たな戦略
と位置づけオールジャパンで取り組んでいくようです。
ハードウェアとしては完成した感のある自動車産業ですが
次々と新しいビジネスが生まれてくるのに驚きです。
それでは又来週、植田茂夫でした。