「期日前投票制度」か、「不在者投票」で
2004/07/03 氏田 耕吉
来週の日曜日は参院選の投票日。
今日はチョコッとだけ、政治の事、政治家の事を書かせて下さい。
以前と言ってもだいぶ前ですが、あの日本新党を旗揚げする直前に細川護煕さんを
大阪に招いて集会をしたことが有りました。
司会を務めたこともあって、終了後、数人で食事に同席しました。
細川さんは席上、車検制度にからむ国民の総費用の問題点を語り始めました。
私が、自動車整備に関連していますので、異議を唱えたところ、「国として、国民全体として」の考え方で反論されました。
「あなた方がこの日本の自動車関連において安全と国の費用徴収に大きな役割を
果たしてこられたのは十分承知した上で、国を考えるには公の立場で物事を判断せねば、」と断言されました。
それまでの私の知りうる政治家は普通こんな場面では、皆その場を繕う方ばかりでした。
「国、国民のための政治」すごい言葉です。
その後、細川さんもいろいろ有って、幸か不幸か政治の舞台からは去られましたが、
初めて「本物の政治家」に会った思いでした。
この私どものホームページの「社長の対談」の上甲晃さんのご縁で松下政経塾出身の政治家で、
その後そんなタイプの方にも出会えるようになりました。
現.横浜市長の中田宏さんは地元の阿倍野区の晴明が丘小学校に一時在籍されてたそうです。
初めて神奈川県から衆議院に出るときに大阪で後援会を作って欲しいと言われました。
その時の私は「地元でもないのに何故?」と思いました。
衆議院は国全体を考える立場だから、選挙区は関係なく、うすく広く援助して欲しいと言われたのが印象的でした。
票のことばかり考えて、冠婚葬祭に明け暮れする政治家が多い中、
彼は当選後も駅前等での国政報告会に時間を使い続け、今や時の政治家となられました。
同じ「社長の対談」で登場頂いた、やまのい和則さんも私の思い以上の政治家として、
福祉問題で今、衆議院で活躍されています。
国の将来を考える、など我々一市民にはだいそれたことかもしれませんが、
この持てる一票はその第一歩です。
本物の政治家、政党を選びましょう!
今回初めて、投票日と同じ方式の「期日前投票制度」が導入されますが、
「不在者投票」ともども多いに活用して国政に参加しましょう。
明日の日本のために、、、、
日曜日は豊中勤務のため、「期日前投票制度」に行く予定の氏田耕吉でした。