ユネスコの第28回世界遺産
2004/07/10 氏田 耕吉
7月2日、ユネスコの第28回世界遺産委員会で高野山が「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」という世界遺産の一つとして登録されました。
高野山地域の世界遺産の対象は、高野山の政所であった山麓慈尊院(じそんいん)や高野の地主神を祀る天野社(丹生都比売神社にうつひめじんじゃ)、そして山上の高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)境内と、その三ヶ所の寺社を結び高野山に至る表参道の町石道(ちょういしみち)、ならびに熊野への道である小辺路もコアゾーンとして世界遺産に登録されたそうです。
ちょうど5日前、6月26日に高野山に行ったところだったので、とても身近に感じました。
高野山と言うと、我々の中学当時は、1年生は毎年、林間学舎で行っていた所です。今は宗教的な偏りという理由から、中止になってるようです。
私は高野山の密厳院の徳富さんが高校以来の友人と言うこともあって、年に何回かは高野山に行っています。
宿坊に泊めてもらったり、同窓会もさせて頂く間柄で、かつ今は弊社のお客様です。
そんな事もあって、正直、年々参拝者や宿泊される方が減ってきているようで気になっていました。
政治や宗教の話は人間関係を難しくするといわれますが、
やはり「人間教育の基本は宗教心」と思っているからです。
より多くの人が宗教心を持って頂けたら最近の子供にまつわる事件や、色々な心を痛めるような事件も減るのでは?と思っています。
世界遺産に認められて、日本国内はもちろん、世界からの訪問も期待されます。
今年の夏は世界遺産の登録を記念して、避暑に参拝してみて下さい。
涼しいですし、お勧めですよ。
今日は氏田耕吉の担当でした。