知能犯と法規制
2005/03/05 氏田 耕吉
今年は1月から、自動車リサイクル法が施行されました。
これは文字どうり自動車を将来リサイクルし資源を有効活用する為のものです。
しかし、もう1つには、要らなくなった自動車を処分するのにかかる費用を払うのがいやな為の
不法投棄を防ぐためでもあります。
また、今度は『個人情報保護法』もはじまります。
これは、各個人の情報を本人の意思に拘わりなく、
勝手に使われなくする意味が大きいです。
そう言えば、年末に『振り込め詐欺』が我が家にも仕掛けられました。
東京にいる子供を偽って、家内に迫真の演技で無心を迫ったようです。
たまたま、息子の特殊な名前で難を逃れましたが、これとて、その個人情報が漏れていれば
振り込んでいたかもしれません。
また、最近では携帯への『ワン切り』で返信させ、料金を搾取する、
ネットで『ワンクリック』でそれ系に繋がせて料金を徴収する手が多いようです。
「親族や会社に言うぞ!」と脅迫気味に支払いを迫るそうです。
抗議をしようものなら、そのデータ-をさらに悪用しているそうです。
(これはとにかく無視を決め込むのが一番だそうです。)
この辺の知能的犯罪を取り締まるのに、法律が必要だそうです。
その他、『消費者保護法』,『製造物責任(PL法)』など、ここ数年たくさんの法律ができ規制がすすんでいます。
また直近の話題では、ニッポン放送をめぐる、ライブドアとフジテレビの件も一連の行為で新しい法規制が出てきそうです。
何かずる賢く事を起すと、それを法規制する?、
何かこれで良いんでしょうか?
結果的に色々な意味で無駄な事には成っていないんでしょか?
法律は本来、物事を取り締まる為のものだけで良いんでしょうか?
本当に考えさせられる今日この頃です。
出来れば、だます人、取り締まる法律を作る人、取り締まる人、等が
居なくて済む世の中を待ち望む 氏田耕吉のレポートでした。