円満
2014/09/20 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨日ラジオで桂小枝さんが「円満」について
噺家らしい小粋な話しをしていました。
「円満」とは???
人は、ひとりひとり最初は点ですなぁ~
いつしか相方ができ、ふたつの点と点がつながり線になります。
そのうち子供ができますなぁ~
一人できると三つの点がつながり三角に、
二人目ができると四角に、
三人目ができると五角になります。
その子供たちも時が経って同じように相方ができ子供が生まれると
新しい三角や四角ができるんですが、
それが先代の三角や四角にひっつくんですなぁ~
そんなこんなが何代も何代も続いて今があるんです。
続いて、続いて、続くほど、代を重ねて、重ねて、重ねるほど
どんどん角が取れて、だんだん円に近くなるんですなぁ~
僕はそれを“円満”といっています。
わかったような、わからないような、
説得力のあるような、ないような話ですが、
聞き入ってしまいました。
一億人なんて三十代もさかのぼると、ひとりひとりの点ですから。
それでは又来週、植田茂夫でした。