2008/02/17 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
先日、今巷で話題の映画を観てきました。
「特ダネ」 でも小倉さんが一押をしていた、
第64回ヴェネツィア国際映画祭、
「金獅子賞」 「金オゼッラ賞」 受賞作品の、
『 色・戒 (Lust、Caution) 』
http://www.wisepolicy.com/lust_caution/
1942年、日本の占領下にあったオールド上海を舞台に、
抗日運動に身を投じるスパイの緊張感ある生き様を描いた、
人気女流作家 張愛玲 原作の映画化で、当時の背景や、
映像のコントラスト、内容のリアリティーさの妙で、
3時間弱という長編をスピード感ある作品に仕上げていました。
しかしこの映画が話題になった本当の理由が、
R18指定となるシーンだったことは事実で、
ここでは詳しく書けませんが、この作品を見る限り、
経済の世界だけでなく、芸術の世界でも
中国の急激な規制緩和に驚かされます。
余談ですが、中国本国では肝心のシーンが多数カットされたため、
香港の映画館まで観に行ったり、海賊版のDVDを手に入れたりと
それなりの苦労があったようです。
上海テーラーの職人による仕立てのよいスーツ姿のおしゃれなこと。
それにもましてチャイナドレスを着こなす中国美人のカッコいいこと。
いろいろな意味で、見ごたえのある映画でした。
それでは又来週、植田茂夫でした。
2008/02/10 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨日は大阪市内も雪景色の一日となりました。
といっても北の国のような、青空と白い雪というよりは、
どんよりとした曇天の一日で、その空を見ていると
冬の山陰地方を思い出しました。
この時期の国道9号線を福知山から鳥取へと向かう山間部は、
おおむねこのようなどんよりとした冬の景色が続きます。
そこから沿岸部を西へ向かうと、その重い空気に加え
日本海の寒風が肌を刺します。
毎日が”耐え忍ぶ”という感のある、冬の山陰を見ていると、
この地方を「山」の「陰」とはよく言ったもので、
以前、鳥取の同業の方に聞いたことがありますが、
「冬の時期は車を買いに来る人などほとんどなく、
仕事といえばもっぱら車に積もった雪をおろすだけです。」
と、これも”耐え忍ぶ”です。
そう思うと久しぶりの雪に一喜一憂する我々は幸せですね。
それでは又来週、植田茂夫でした。
2008/02/03 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
よく米国の映画で、旅の途中、夜遅く車で乗りつけ、
簡易に寝泊りのできるモーターホテルがでてきます。
余談ですが、米国のモーターホテルでは宿泊料金によって
安全がランク分けされると聞いたことがあります。
これってフロントから離れた部屋は危ないということでしょうか?
日本でも今回の道路公団民営化にあたり、
ロードサイドホテルという呼称で、
「ファミリーロッジ旅籠屋」という会社が、
↓
http://www.hatagoya.co.jp/index.html
関門自動車道「壇ノ浦PA」に今年4月オープンするそうです。
このロードサイドホテルは、今までのような
長距離ドライバーの仮眠室のようなものではなく、
ビジネスホテル並みの設備が整っており、
PA(パーキングエリア)の隣地にあるため、
宿泊客は高速道路からも一般道からも利用できるようです。
しかもその料金が、1室11550円(平日親子5人)、
1名利用だと5250円、2名利用で8400円、
3名利用で9450円、4名利用で10500円とのこと。
うれしいことに朝食無料、インターネットも無料。
ペットの宿泊も可。
各室のベッド幅150センチのクイーンサイズが売りだそうです。
全国の高速道路上でこのような宿泊施設のインフラが整えば、
キャンピングカーや運転の好きな方、お子様連れの方などは、
親子4人1室10,500円で宿泊ができるのであれば、
長期休暇をとって日本中を車で旅する人が
もっと増えるのではないでしょうか。
既に東日本の主要道路には、ここの施設があるようなので、
家族で出かける際には利用する価値があるかもしれません。
我が家も機会があれば一度泊まってみたいと思います!
それでは又来週、植田茂夫でした。
2008/01/27 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
1月も終わりに近づき、めっきり寒くなってきました。
天気予報を見ても全国的にドカ雪のようですが、
大阪は積もりそうにありません。
以前は慣れない積雪にスリップをしたり、
立ち往生をする車もあったのですが、
もうあれほど寒くはならないのかもしれません。
1月20日(日)の氏田のブログ、「どんどん鈍る記憶に対策!」
→ http://ujita.co.jp/mt-backup/blog-ujita/2008/01/post_114.html
を読んで、「そうそう」とうなずいてしまいました。
夕食どころか、人の名前や曲名などを「ど忘れ」し、
ゲームの神経衰弱で子供に大敗しショックを受け、
「今のは返事しただけやろ」とか、
「この話は多分覚えてないで」
などと言われる始末。
しかしこれって自分にとって特別重要な情報ではないと
脳がメモリを節約しているということだったのですね。
ところが、こと仕事に関しては、これではまずい!
で、手帳を使うようになったまではいいのですが、
今度は一旦書いてしまえば益々憶えることを省略してしまい、
書き忘れたりするとたちまちどうにもならなくなってしまいます。
これではいかん!
いつまでも若さを保つためにも、もっと脳を働かせねば!
記憶のための刺激や変化を与え、活性化させなければ!
パソコンで変換ではなく、文字を書かなければ!
そして、もっと身体を動かさなければ!
では又来週、植田茂夫でした。
2008/01/20 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
今年は、世界の祭典「オリンピックイヤー」です。
ところが開催国中国の大気汚染や、食事への衛生面、
人権問題などに対し、今もって参加へのボイコット運動も
盛んなようで、開幕を前に隣国の日本で合宿を希望する国が多く、
すでに20カ国が手を上げ、8カ国が決定したようです。
ちなみに大阪市は英国の水泳チームが来るようで、
他にはフィンランドのボート競技と陸上競技が香川県の丸亀市で、
アイルランドは松江市、スウェーデンに至っては、
19競技150人が福岡市を合宿地に決めており、
ほかにもドイツの陸上競技は北海道士別市、水泳は熊本市、
アメリカのカヌーは石川県小松市に内定しています。
さらに希望している国が、ポーランド、イタリア、チェコ、スペイン、
ブラジル、ギリシャ、オランダ、カナダ、 フィンランド、フランス、
ベルギー、ニュージーランド、スロバキア、オーストラリア等々で、
本番が近づくとその数はさらに増えそうだといわれています。
日本の環境や衛生面、さらには日本人の親切さが評価されての結果で、
実際にこれだけの国が開催国の北京ではなく日本で合宿をする
ということになれば経済効果も相当なものでしょう。
しかし、選手は競技のときだけ中国に渡り、後は日本に滞在。
開会式や閉会式に出ることもなく、自分達の競技が終わり
日本観光が済めば、さっさと帰国するなんてことになると、
開催国の中国としてはいかがなものでしょうか。
今のオリンピックは、世界を相手に大きなお金が動くイベントであり、
いろいろな利権が絡むといわれますが、このような開催のしかたで
本当に良いのか疑問を感じました。
それでは又来週、植田茂夫でした。
2008/01/13 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨晩の『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』面白かったです。
タイムマシーンで1990年に戻り、後のバブル崩壊につながった
日本経済の元凶をくい止めるという映画ですが、内容はともかく
当時のワンレン・ボディコン・ふと眉や、船上パーティー、
やたらと大きな携帯電話等など、そこにはわずか16年前の
舞い上がっていた日本の姿がありました。
そして、気が付けば今年は平成二十年。
小渕官房長官が『平成』と書いた色紙を記者会見で発表してから
早くも二十年が経ち、平成生まれの子供が成人式を迎えます。
同じ二十年でも昭和二十年は終戦の年で、そこらじゅうが
焼け野原だったと子供の頃よく聞かされました。
そして当時も「良い時代だったなあ」なんて思い返しては、
大正ロマンや明治への回帰が盛んだったようです。
しかしそこからわずか四十余年で日本は大きく様変わりし、
どん底から「昭和」という新しい文化を築き上げました。
ここ数年、今度は「昭和レトロ」などと呼ばれ同じように
回顧ブームがおこっていますが、平成も二十年が経ち、
昭和同様、そろそろ平成生まれが「平成」という
新たな文化をつくりだすような予感がしてきました。
それはきっと今の常識では計れないものでしょう。
それでは又来週、植田茂夫でした。
昨日、お客様から大判のカレンダーを頂きました。
住吉店の2階全面に貼っているフィルムスクリーンも
こちらにお願いしたのですが、さすがに特殊印刷では
有名な会社だけあり、見事な仕上がりで早速吊らせて頂きました。
特殊印刷・屋外広告・作成・広告代理は、こちらまで。
キングプリンティング株式会社
↓
http://www.kingprinting.co.jp/
2008/01/06 植田 茂夫
みなさん、おはようございます。
昨日よりウジタオートサロンの2008年がスタートしました。
今年は昨年にもまして、いろいろなことが起りそうな予感がします。
自身も会社もぶれずに精進したいと思います。
さて正月の新聞やTVは、毎年その年の特徴的なテーマを
発信しますが、2008年はどこを見てもやはり
「地球温暖化対策を進める年」と報じています。
朝日新聞元旦の1面も、いきなり環境問題を取り上げており
「環境元年 エコ・ウオーズ」
「暖かな破局 地球からの警告」
という内容で、
地球環境に深刻な異変が起きていること、
地球温暖化抑制が人類共通の課題であること、
などを訴えていました。
我々の子供や孫、また100年先を考えると、
こういうことに腰の重い我々日本人も
そろそろ動き出す時がきたようです。
まだ遅くはない。
まずは一人一人ができることからスタートです。
それでは又来週、植田茂夫でした。
http://www.ujita.co.jp/shinnen.htm