昨日のデイリーメッセージ、“私の「決めた者(モン)勝ち」”より

2007/02/18 植田 茂夫


2007年02月18日 (日)
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みなさん、おはようございます。

まだ2月なのに春の陽気が続いていたと思ったら、ここ数日は寒の戻りのような肌寒さ。
私の周りでも風邪をひいているのか、花粉症なのか、鼻声の方が多いようです。
季節の変わり目、体調には気をつけたいと思います。
と言いつつ、京都御所から“梅便り”が届きました。

昨日の氏田のデイリーメッセージ、“私の「決めた者(モン)勝ち」”より

「仕事は多分何をしても一緒。他から見て良いと思っても、
どんな仕事でも大変。だったら今の仕事が良いと思うよ。」
たったそれだけの事でしたが、私はその時に「自分は一生、自動車屋」
と思い始めたのです。自分で決める事で、何か吹っ切れた思いで、
その後は迷ったり悩んだりしなくて済みました。

・・・というくだりがありました。

20年以上仕事をしていると、我々くらいの規模の会社でも過去に10名できかない
社員さんから「仕事や将来、会社や家族」の「不安や不満」の相談を受けます。

又、このデイリーメッセージや社員のブログをご覧の方はご存知でしょうが、
最近「スイッチオン」という話が社内でよく出ます。

先日は息子が「おやじの仕事って楽しそうやなぁ」と言っていました。

これらの答えが昨日のデイリーメッセージにあるように思います。

自分自身も3年経ったらやめようと思い入社しました。
その後も3年周期で外的、内的要因も重なり面白くなく、、、
を繰り返していたように思います。

そんな気持ちのぶれを戻してくれたのはやはりお客様でした。
しかしそこが大事だということを気づかせてくれたのは
相談を受けた同僚であり、上司であったように思います。

「必要としてくれる人がいるなら面と向かおう。
そちらに向かって多くの時間を使ってみよう。」

こんなことに気が付いたのはたかだか10数年前です。
このときが、自分のスイッチオンとなりました。

乱暴な言葉ですが、
まさに「早く気付いたモン勝ち」、「決めたモン勝ち」、「やったモン勝ち」
捨てるものは捨て、受け止めることが出来るようになった時が「スイッチオン」。
周りから楽しそうに見えるのだと思います。

偶然にも、その長男の二十歳の誕生日。
「親父の仕事って楽しそうやなぁ」の秘訣、この話を送りました。

人生、意気に感じながら過ごしたいものですね。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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「新日本様式100選」

2007/02/11 植田 茂夫


2007年02月11日 (日)
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みなさん、おはようございます。

先週は久しぶりに雨が降りました。
翌朝外に出ると、朝もやが心地よく感じました。

先日、西岡常一さんの匠の話をブログに載せたところ、知人から

「新日本様式100選」→http://www.japanesque-modern.org/index3.html

という選考会のことを教えてもらいました。

日本の伝統文化を現代に生かそうとする動きが国を挙げて
行われているなど全然知らなかったので驚きました。

そしてその設立の趣意書を読んで、

「そやなぁ、これからの日本はそこや!」
「感性をプラスしたものづくりの復活や!」

と一人で納得しては喜んでいました。

この「新日本様式100選」は、昨今の効率やコスト追求ではなく、
日本古来の、たくみのこころ、もてなしのこころ、ふるまいのこころと、
高度な技術や商品力、伝統文化を融合させた、現在の「日本らしさ」、
新しい日本様式の確立を目指す試みだそうで、例えば、日本のトイレの
消音装置に感心する外国人が多いそうですが、これなども日本人独特の
感性が生み出した「日本らしさ」の価値なのです。

ということで、2006年の選考会では53品目が「Jマーク」を取得しました。

王子ネピア株式会社の「リフレッシュレット」は、ウェットタイプの
トイレットペーパーで、さっぱりした使い心地と水で流せる利便性が特徴の
清潔さにこだわる日本だからこそ開発された製品。

三菱鉛筆株式会社の「UNI」は、通常の鉛筆より太く柔らかい芯を使用することで、
筆独特の「トメ」「ハネ」「ハライ」を多彩に表現できる鉛筆。

日清食品株式会社の「カップヌードル」も選ばれています。
世界的にもメジャーなファーストフードとなった同製品には、
日本人ならではの研究心や食文化へのこだわりが見られる食品。

キャノン株式会社の「IXY Digital 80」は、
ディテールに宿る伝統美と操作感。 等々、

53品目いずれを見ても、本来の機能に繊細な「らしさ」
をプラスした日本人にしかできないものばかりです。

「Made In Japan の復活」ですね。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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「方違神社」と節分

2007/02/04 植田 茂夫


2007年02月04日 (日)
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みなさん、おはようございます。

昨日は節分、今日は立春。

節分は冬から春への季節の分かれ目、立春は春の始まりです。

「日本人が地球温暖化に敏感なのは四季があるから」といっていましたが、
「日本人が優秀なのも四季のおかげ」だと思います。

昨晩、家では恒例の豆まき、それと恵方に向いて無言の巻き寿司まるかぶりで、
これまた恒例となっている“我孫子の観音さん”に行くことになります。

この節分、今では家族揃っての年中行事となっていますが、
昔々は一大事だったようで、立春を迎える前に厄払いをするために
わざわざ一晩だけ自宅から恵方にある家や寺院に宿を移したそうです。

どこに出掛けるにも悪い方角は避けていたため、目的地がその方角にあれば
出向かなかったというくらい徹底していたらしく、それでは用が果たせない、
不都合極まりない、ということで生まれたのが「方違え(かたたがえ)」です。

「方違え」とは、いったん前の晩に別の方角に泊まり、そこで基点を変え
目的地を恵方にしてから向かうという方法で、自宅近くの「方違神社」も、
地元では「ほうちがいさん」ではなく、「かたたがえさん」と呼ばれています。

これは、昔の摂津、河内、和泉の境が三国山(現在の三国ヶ丘)にあり、
三国のいずれにも属さない地、方位のない地ということで
方違えという名前がついたそうです。

皆さんも転宅や旅行などの際は是非お参り下さい。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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えっ? どないなってんねん!

2007/01/28 植田 茂夫


2007年01月28日 (日)
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みなさん、おはようございます。

最近このデイリーメッセージやスタッフブログでも
企業のモラル低下に関する話がでてきます。
「賞味期限の隠ぺい」や「不正改造」に「捏造」、
そして又々「耐震偽装」・・・等々。

しかしここ数日の「学校給食費未納問題」もどうなんでしょうか?
2005年度未納者数9万9000人、未納総額なんと22億円!

家計にゆとりがあるにもかかわらず給食費を払わない親が増えている。
問題なのは「経済的に苦しい為どうしても払えない」というのではなく、
「払わなくても食べさせてもらえる」、「義務教育なんだから払わなくてもいい」
「給食を出せと頼んだ覚えはない」、「止められるものなら止めてみろ」
そんな自己中心的な考え方から未納になっている場合が多いそうです。

そうなると学校側は未納分を立て替えたり、給食の質や量を下げて
対応せざるおえなくなります。又、生活保護に上積みされた給食費を
別の出費に流用する保護者もいるそうで、きちんと払っている
保護者や教職員から当然非難の声が上がります。

スーパーマーケットではレジを通る前に缶ジュースを開けて飲む親がいるそうです。
「後で払うから同じでしょ」 これはれっきとした犯罪です。
これを間近で見て育つ子供は・・・

自分の主義・主張を述べるのは、一定の規則を守ってからのこと。
「教育は親のモラルを正すことから」などといわれるのは悲しいことです。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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「Made In ○○」

2007/01/21 植田 茂夫


2007年01月21日 (日)
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みなさん、おはようございます。
昨日、本日とセンター試験ですね。
受験生の皆さん、実力が発揮できますように!

先日、古くからお付き合い頂いている経営者の方に、
「今年のキーワードはなんですか?」とお聞きしたところ、
「2007年のキーワードは、Made In ○○」
と教えていただきました。

いつもちょっとしたヒントを聞いては自分勝手に解釈し、
仕事に役立たせてもらっているのですが、

この「Made In ○○」とは、製造を意味するのではなく
その商品は「消費者が見えるか、消費者は見えているか」
ということだそうです。

所得の二極化、人口の減少、供給過多のなか、消費者は
より時間をかけ自分にとってベストなものを探すようになっている。
そのようななか、ものづくりだけではなく、サービスも含め 
提供する会社や個人の真意がはっきりと見えないものや、
合理化だけで本質を忘れたものは、支持されない。

たとえば、
「Made In JAPANやITALY」 と 「Made In ・・・」
「Made In トヨタやスズキ」 と 「Made In ・・・」
「Made In 小泉純一郎」 と 「Made In ・・・」

を見比べると、なるほど人気や支持率の高い左は、
なにかしら見えてくるものがあり、対極の「・・・」
の右は確かに見えにくいところがあります。

そこですかさず、
「Made In ウジタさん、Made In 植田さんって何?」と聞かれ、
「・・・・」即答ができませんでした。

みなさんいかがですか、ご自分の「Made In ○○」
これをはっきりさせることが、2007年のキーワードだそうです。

そういえば昨晩のTV番組「新・美味しんぼ」のラストシーンでも
まるで同じことを言っていたのが印象的でした。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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40年前は・・・

2007/01/14 植田 茂夫


2007年01月14日 (日)
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みなさん、おはようございます。

年が変わって多少寒さを感じるようになった、
といってもせいぜい5度?6度でしょうか。
昨日は10度近くありましたね。

我々の小学生の頃(昭和40年代前半)といえば、
大阪でも冬は2度?3度があたりまえで、
早朝、校庭の水溜りには氷が張り、花壇は霜柱で真っ白。
しかしみんな薄着で、勿論ダウンやフリースなどなく、
せいぜいセーターを着るか、タイツをはくぐらい。

そのせいかどうか、休み時間になると男女問わず
全員校庭に出ては走り回り温まっていました。
きっと寒かったんだろうなぁ。

教室の暖房は石炭ストーブがひとつ。
(石炭ストーブを知らない人って多いですね。
毎朝、当番が石炭を教室に運んでくるんです。
今では古道具屋さんしか置いていないのかも・・・)

ところがこの石炭ストーブ、なぜか日の当たる窓際前方にあり、
近くの席はその熱と昼間の日差しでポカポカ・・・次第にウトウト・・・。
反対に後ろの席は日陰と廊下からの隙間風でかなり寒い。
しかし上手く出来たもので、そこはゴンタの元気組の指定席でした。

夜はもっと寒い、暗い。親には「早やく寝ろ」と言われる。
で、早めに布団に入って体温で少しずつ中を暖める。
朝起きるのも寒くて本当につらかった。
今は部屋そのものが暖かいから、起きやすいですね。
生活水準もずいぶん違うなぁ、、、と実感します。

このように改めて書くと、僅か40年足らずの間にも温暖化は急ピッチで進み、
このペースで悪化していけば、後100年で地球は危機的状態になるそうです。

自動車業界で仕事をしているからこそ、もっと真剣に考えなければなりません。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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イノシシイズム

2007/01/07 植田 茂夫


2007年01月07日 (日)

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みなさん、おはようございます。

私の正月ボケは、昨日の初出、即、年頭会議により見事にリセット。
無事、2007年のスイッチが入りました。

しかしこの仕事、何年経っても新年一台目の契約を
いただくまで不安が募り、ストレスがたまります。

心優しい方、宜しくお願い致します!


さてさて今年は、亥年。
動物のイノシシの字があてられています。

最近では山から下りてきては畑やゴミを食い散らかす
ということで敬遠されがちの猪ですが、
元来、多産で成長が早く、集団で行動し、忍耐強く、
用心深い性格で、知恵もあり家族思いであるといわれています。

これって、まるで昔の日本人そのものだと思いませんか。

干支にちなんで、今年はイノシシイズムで過ごしてみたいと思います。

それでは又来週、植田茂夫でした。


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