長文ですが。。

2011/03/19 安田 和弘


こんにちは。被災地の方の役に立つ事を書くべきなのですが、

いくら考えても書けず。。。長文ですが、反エコで有名な武田教授の最新の

情報を。。。 http://takedanet.com/

福島原発の状態は第3段階に入りましたので、緊急情報を少し止めようかと思ったのですが、ご質問が多いので、緊急情報として書きました。

福島原発の事故の第1段階は最初の頃水蒸気爆発が起こったりした時期で、変化は激しく、危険でした。

 

 

 

特に、その頃は放射線があまり原発から外へ出ていなかったので、東京電力は相当無理なことをして放射線が外に出ないように頑張るだろうと考えていました。

 

 

 

例えば、原子炉の中の圧力が上がった場合、圧力を低くすると、外部に放射線物質が漏れるので、東電の責任者はびびって、それができないと思う可能性があったのです。

 

 

 

そうすると、圧力が上がり原子炉が爆発する危険があると考えたからです。

 

 

 

ところが2号炉の格納容器が割れたために、発電所の中の放射線が一時400ミリシーベルトというものすごく大きな値なりました。これは良くないのですが、わたくしはこれを聞いて逆に安全になった、第2段階に入ったなと思いました。

 

 

 

というのは、東電の責任者が放射線を漏らしては行けないというプレッシャーから解放されるので、圧力容器が破裂する可能性が少なくなったからです。

 

 

 

そして、自衛隊が水を注入し始めた頃から第3段階に入ったと思います。すでに1号機から3号機は原子炉の中の燃料の問題、4号機は使用中の核燃料の貯蔵の問題になりました。

 

 

 

これらは水の補給がうまくいかなければ燃料が破損しますが、それには34日かかるでしょう。従って、行動する時間的余裕が出てきたということが言えます。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

このような状態の中で多くの人が心配されていることが3つ程あります。

 

 

 

一つは明日あたりから天候が悪くなって関東地方に雨が降る可能性があるということです。放射性物質が空気中にある場合に雨が降るとそれが地表に落ちてきて人体に付着します。

 

 

 

チェルノブイリ原発の時に、汚染地域がポツポツと飛び地になっていたのはこの雨の影響も大きかったわけです。

 

 

 

そこでわたくしは気象庁が出している雲の動きを調べてみましたら、もし明日関東地方に雨が降った場合、その雲は放射線の少ないところ(ほぼ安定して日本海)から来ますので、少なくとも東京、横浜、大宮、千葉については問題はありません。

 

 

 

福島県及び茨城県と栃木県の北部、宮城県の南部については、すでに空気中にある放射性物質が落下するので、できるだけ雨の降っている時には外に出ない方がいいと思います。

 

 

 

どうしても雨にぬれた場合、家に帰ってできるだけ早く洗濯して汚れをとってしまうことが大切です。洗濯をした水は若干の放射線物質がついていると思いますが、それが下水に流れるのは仕方がないと思います。

 

 

 

現在の段階では環境を汚すのはやむを得ないので、それよりも人体に直接、触れることを防ぐことが大事だと思います。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

2に、政府やテレビは相変わらず時間当たりの放射線のことを言っていて、それとレントゲンとか飛行機の関係で「直ちには障害がでない」と言っています。しかし、もともと放射線は遺伝子に損傷を与えるもので、すぐには障害は出ません。

 

 

 

また、一般人の基準である1ミリシーベルト(これから先はシーベルトは省略します)を浴びても大丈夫だということを随分多くの人(政府、テレビ、専門家、一般の人がネットで)が書いています。

 

 

 

わたくしもどちらかと言えば個人的には放射線はもう少し高くても大丈夫ではないかと考えていますが、このような非常時では個人的な考えはあまり表に出すべきではなく、やはりいろいろな会議を経て決まった国の基準を守ることが大切だと思います。

 

 

 

でも、これほど「大丈夫」と強調されているので、少しデータを説明します.

 

 

 

女性のレントゲン技師など、放射線のあるところで仕事する人の被曝限界は長く議論されています。

 

 

 

いろいろな考えがありますが、最も標準的には女性で放射線を浴びるような仕事をしている場合、1ミリを超えたら仕事をさせない方が良いというのがこの仕事の関係の専門家がおおむね合意してるところです。

 

 

 

従って、1年に1ミリから数ミリぐらいが良いのでしょう.

 

 

 

次に、東京からニューヨークまで飛行機で行くと、かなりの被曝をすると言われますが、これについては航空関係者の間で議論があります。

 

 

 

おおよそ一般人の基準の1ミリに比べて、その5倍の5ミリ程度がが妥当であると考えられています。5ミリというと、例えば1ヶ月あまり同じところで生活する人は、1時間当たりの放射線は5マイクロになります。

 

 

 

福島県の多くのところは、時間当たり5マイクロを越えてますから。航空機で仕事をする人の基準値を超えるということになります。

 

 

 

三番目はチェルノブイリの事件のときに、スウェーデンで妊婦の影響を調べた研究があります。

 

 

 

チェルノブイリの時に、スウェーデンで観測された一番高い放射線は1マイクロとでした。ですから日本で言えば、福島県はもとより、茨城県と栃木県の北、宮城県の南方がそれにあたります。今のところ東京、横浜、大宮、千葉は、1マイクロを下回っています。

 

 

 

テレビや政府は1マイクロでは全く健康に問題がない(すぐには障害がでない)と言っています。しかし注意しなければならないのは、テレビや政府は「短期間に障害が出ない」と言っていることです。

 

 

 

スウェーデンの論文を読むと、妊娠しているときに1マイクロの放射線を浴びた子供は、頭の発達が少し遅れ、特に数学の力が落ちたというふうに報告されています。

 

 

 

ただ、子供の体の方は健康だと報告されています。

 

 

 

わたくしはこの論文を紹介するかどうか少し迷いました。妊娠しているお母さんにしてみれば、生まれてくる子供の頭の発達が遅れるということはとても衝撃的なことだからです。

 

 

 

もちろん論文ですから先端的なことであり、あるいは間違いもあるかもしれません。しかしこのような研究報告があることもまた事実なのです。

 

 

 

専門家は、事実を一般の人にそのまま報告する必要があります。実は妊婦についての影響はそれほどはっきりとしたレポートがないのです。その理由は妊婦が高い放射線のところでさらされることがないことと、放射線が低いところではかなり多数の例をとらないと学問的にはっきりしないからです。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

このように女性のレントゲンを取り扱う人、飛行機に乗る人、そして妊婦等の例を見ますと、日本の基準、つまり一般人が1年間に1ミリという被ばく量は、それ程極端に低いわけではないとも考えられます。

 

 

 

今後研究が続けば、もう少し高いレベルでも OK かもしれませんが、個人で勝手に判断して、1ミリは低すぎるとこの段階で言うのは危険です。

 

 

 

とりあえず1ミリを一つの目安とし、航空機の仕事をする人の5ミリぐらいをご参考になってそれぞれご判断いただきたいと思います。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

三番目は水道等の汚染です。

 

 

 

水道やその他の野菜が汚染されたという報告がありますが、これは当然のことです。すでに福島原発から遠く離れた福島市で20マイクロという放射線が報告されているわけですから放射能を持つ物質が広く拡散していることは間違いありません。

 

 

 

問題は程度の問題ですが、わたくしがもし家族に言うならば、飲み水はできるだけペットボトルで飲むこと、洗濯や掃除お風呂等は、水道を使っても問題がないと答えると思います。

 

 

 

また、野菜等は1日中、外にいるのですから、すでに7日間というと1時間あたり20ミクロンでも、3ミリを越えています.

すでに放射性物質が付着することが多いので、ある程度は洗わなければいけないと思います。野菜に付着している放射性物質のほうが水道に含まれているより少ないからです.

 

水道や野菜については現在のところデータが少なく、この程度しか言えません。放射線というのはできるだけ少なくしておくというのが大切ですから。もしペットボトルを買おうお金があれば飲み水だけでもペットボトルにしておいたほうがいいのではないかと思います。

 

 

 

また放射性物質の中には煮沸すればのぞけるものもありますが、細菌と違うので原則としてはとれません。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

皆さんから多くのメールをいただき、本来は一人一人の事情が違いますから個別にお答えしたいのですが、現在のところブログを書くのが精一杯というのが正直なところです。

 

 

 

申しわけありませんが、しばらくできるだけブログを多く書くようにしますのでご参考になってください。また誤字脱字もご容赦ください。

 

 

 

(平成23319日 午後7時 執筆)

 

 

 

 

 

 

 

 

武田邦彦

 


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地震から1週間

2011/03/18 氏田 裕吉


心のこもったメッセージをお伝えします。

東日本大震災から1週間が過ぎました。 いまだ、原発の問題が沈静化せず東日本の
みなさまは不安な日々を過ごしていることと思います。

地震の直接的な影響を受けてない西日本の私たちにとって、いったいどんな支援ができる
のだろうか。 私が入会している青年会議所でも現地に送る救援物資をとりまとめています。

また、今回の原発問題で政府の見解と、諸外国の見解の相違について???。
日本サイドの情報だけなく、やはり海外のニュースサイトからも情報を得ることが大事な
のではないかと思いました。

最後に、ある方がこんなことを言ってました。

『頭のあるやつは知恵を出そう!
力があるやつは力を出そう!
金があるやつは金を出そう!
自分は何もできないってやつは元気を出そう!!』

自分ができることを、できる範囲で精一杯やっていくことが大事なのでは。
そんなことを思います。 

頑張っていきましょう。                             氏田 裕吉


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冠水車両の漏電注意!

2011/03/17 お知らせ, ちょっとしたお話


日本自動車連盟からの

冠水車の取り扱いの注意通達です!

 

津波など、海水の被災車両は塩分により、

エンジンやヘットライトなど、

電気系統の漏電で火災の発生する可能性が有り注意を要します。

 

冠水車については、

①、絶対に、いきなりエンジンキーは回さない”!

②、まず、ボンネットまで海水に浸ってた場合、バッテリーのマイナス(アース)ターミナルを外す!

③、外したターミナルがバッテリーと再接触しないように処置する!

④、ハイブリットと電気自動車は絶対むやみに触れず、専門家に連絡する事!

以上、詳しくは自動車関係者にお問い合わせください。


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≪今、私達に何が出来るのか?≫ Ⅱ

2011/03/16 氏田 耕吉


11日に発生した東日本での大地震、それに次ぐ大津波では、甚大な被害がもたらされました。

被災された方々には、謹んでお見舞いを申し上げます。

また、その後の福島原発事故では不安がぬぐい切れない毎日が続いておりますが、

必ずや、良い方向に向う事を祈念いたす次第です。

今、この大阪にて出来る事は限られていますが、心は被災地にむかっております。

少しでも早く復興にむかえますよう、今出来る事、そして来るべき時に備えての事前準備を致します。

 

もう、16年も前の阪神大震災の時には、この大阪から近く、またお客様、友人知人も多く

とにかく直ぐに駆けつけ、社員さん皆と交代で支援物資を持っていき、帰りのトラックにゴミを積み込み、ゴミセンターに持ち込んでました。

その後は避難所での炊き出し、また仮設の手伝い、、、、、、、

時間とともに各地から来られるボランティアへの段取り、、、、、、、

もちろん問題も多々有りましたが、被災された方々を思えば、全然たいした事ではありません。

 

今回もしっかりお手伝いさせて頂くつもりです。

ただ、関西からはあまりの遠隔地ゆえ、なす術が判らないのが、現状です。

政府にばかり頼る気は有りませんが、安心でき、しっかりとリードして頂ける事で日本全国からの力が本当に結集できると思います。

今こそ、日本の底力を発揮できると確信いたしております。

 

思い出すのは阪神大震災の時、政治家の先生方の本気度もよく見えました。

今回の統一地方選挙での連呼するだけの凱旋時間を、地域の方々に支援物資のお願いをして、説明や収集に!

また、立会演説会の代わりに集まった方々にボランティアの方法の説明会でもしてはどうでしょうか?

現地の悲惨な状況を我が事のように感じ、力を合わせて、この国の復興を支援していきましょう。

 

最後に、被災地では本当に大変な状況と存じますが、

皆さまの一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 氏田耕吉


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日本人の伝統の心は、和

2011/03/14 植田 茂夫


みなさん、おはようございます。

今般の東北地方太平洋沖地震で東京、千葉、神奈川に住む友人、知人、

また関東方面に支店、事業所をおもちのお客様の話を聞くにつれ、

東北地方の周りの被害も相当に深刻であることがわかりました。

 


昨日の「上甲晃塾長一日一語」


日本人の伝統の心は、和。

そして、公的精神。

今こそ、人の悲しみを我が悲しみ、

人の苦しみを我が苦しみ、

人の困難を我が困難と受け止める心を、

みんなで取り戻したい

 


たまたま日常の生活を送れている自分は

出来ることをやるだけだと改めて感じています。


植田茂夫

 


 


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エンジンオイルの交換は、お忘れなくm(__)m

2011/03/13 加藤 宣晶


こんにちは

工場のかとうです。

 

ただ今弊社工場は…

軽トラ専門店!

なぜか今は軽自動車ばっかり!

工場が広く、仕事がしやすいデス~♪

 

今回は、その軽軍団から一台、14万キロのミニキャブバン。

エンジンオイルの交換をお忘れのまま、高速道路をアクセル全開の毎日。

結果は、エンジンからスゴイ音が!!!

オイルを入れたが何ともならないとご連絡を受け、

ご加入の富士火災さんに連絡をして、弊社レッカー出動!

えらい金属音が出ています。

アカンやろなぁ~と一応、オイルパンをめくってメタルを点検すると、

焼き焼きです。

これだけで直ったらラッキーやけど、無理やろうなぁと思いつつも、

分解したら交換したくなり、試しに¥1050の小メタルだけ一つ注文。

 クランクシャフトはヤスリで簡易に修正して、組んでみると!

音が止まりました!?

簡易に他の部品も組み付け、試乗開始~♪

アイドリング OK!

加速  OK!

拭き上がり OK!

アクセル全開にして、テストをすると…

シフトアップ前に一瞬に異音が出ました。

ローギアからセカンドへは1秒以内ですが、

セカンドからトップへは一秒以上異音が…

普通に乗れば、全く問題無しで、

アクセル九割しか踏まなければ乗れそうですが、

連絡をすると「高速ではず~っとアクセル全開やから、それではアカン」と

い・ふ・こ・と・で~、2万キロ中古エンジンGET~!となりました。

エンジンを積み替えて完了となりましたが、残ったこのエンジン…

アクセルワイヤーをたるませて、九割しかスロットルを開かなくすれば

異音も無く使えそうです・・・が、やっぱりゴミですね(>_<)


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地震。。。

2011/03/12 安田 和弘


とんでも無いことが起こりました。

まずは被害に遭い、命を落とされた方の
ご冥福をお祈りします。

以前、吉村昭さんの書いた「関東大震災」
という本を読みました。

この作家特有の詳細な取材から淡々と書かれる
当時の大惨事になんともやり切れない
気持ちになったのを覚えています。

「関東、、」の時は直接の地震による被害
よりも、そのあと起こった火災によって
殆どの方が無くなっております。

その後何回かの災害を経て、地震対策や
火災対策は格段に進んでいるはずです。

しかしながら10メートル近い大津波には
なんとも無力で、、、

しかも「第三の火」の脅威にも晒されている
ようです。昔と何にも変っていない。

自然の驚異には人間の文明などちっぽけで
なんとも無力ですね。。。

微力ながら、被災地の全ての方の幸運を
お祈りいたします。

豊中店の安田でした。


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