2007年01月11日 (木)
こんにちは。
工場の加藤です。
日に日に涼しくなってきました。
手洗い・うがいで風邪退治に励みましょう♪
今回は久々の家電ネタです。
今回のターゲットは、我が家で一番長持ちしている
「電子レンジ」
このレンジは毎朝の弁当(冷凍食品)に始まり、
晩飯の暖め、焼酎お湯割り・熱燗にと日々大活躍。
以前購入後、3年目位の頃に、レンジ台から脱落。
スイッチが入らなくなったんですが、
開けてみると、ドアを閉めた事を感知するスイッチがずれて、
扉を閉めても、開いていると誤感知していたため、
レバー調整にて、簡単に治りました。
それから約10年間、問題なく使えて来たのですが、
昨年から「あたため」ボタンがなかなか効かない!
(自分は殆ど使うことが無いのですが)
スイッチを何度か押しているウチに入る様でしたが、
正月に珍しく、自分で「酒のかん」を押し「あたため」を
押してみたのですが、なかなかスタート出来ず、
30回位(後半はカナリ強く)押すとやっとスタート。
「あたため」の横にある「生もの解凍」は、
滅多に使わないので、こいつとスイッチを入れ替えてやろうと
休日に分解開始!
思っていたより複雑で、集合カプラーなどはなく、
細かい部品の殆どが一つずつギボシ端子で接合されています。
(シャープの製品ですが、中についている細かい
スイッチ類には「松下」の刻印が!)
ギボシを抜き取るフック解除や、プリント配線の外し方が
結構変わってて、なかなか抜き方も分かりませんでしたが、
細かい配線図をチラシの裏に書きながら何とか分解。
次ぎにメインの操作部の分解ですが、
自動車にはないソフトタッチなスイッチ類に
電光パネル部。
恐る恐るプリント基板を外すと…
有りました!
基盤にハンダ付けされているマイクロスイッチが。
「ハンダ付けか…ハンダを吸い取る道具は家に無いし、
今からコーナンまで買いに行くのは邪魔くさいし…」
いや待てよ?
「左手でスイッチを裏から引っ張りながら
はんだごてを口にくわえて溶かしつつ、
右手にラジオペンチで、足をおこせば外れるかな…?」と
トライしていると、スイッチがぐらついている!?
隣の「生もの解凍」スイッチはしっかり基盤についている。
やはり「あたため」のマイクロスイッチの方が遊びが大きい!
虫眼鏡で見てみると、ハンダ付けにヒビが入ってました♪
「これで治る!」と確信し、スイッチ取り付け部分に
ハンダを入れ、治ったかテスト!
と、気は焦るのですがテストをしようと仮組み接続にも
結構時間が掛かる。
しかもココを組み付けるならその前に
電光パネルの裏側も綺麗にして見やすくと…。
取りあえず配線の接続が終わりコンセントを入れ
「あたため」スタート! ブ?ン!
切ってはスタート・切ってはスタート。OKOK!
14年選手のレンジは無事復活しました。
「これでイライラせずに気持ちよく使える!」と
ご機嫌の自分の横で、
「これで叉しばらく買い換えられへん…」と
買い換えの機会を延長された妻。
自己満足な家電修理日誌でした?♪