2008/08/31 <ベンツ> 修理事例
今回のご依頼は、ドアミラーが動かない。
車種はメルセデスベンツCクラス(W202)のC200ご連絡を受けた瞬間から、原因は配線かな?
W201=190Eでは電動格納は付いていませんでしたが、このCクラス(W202)からは電動格納に♪
しかし、この初期モデル…年数劣化で配線の被服がぼろぼろに。
こちらはSLクラス(R129)です。
折れ曲がって、切れちゃいます。折れ曲がったところを繋いでも、又同じ事になるので、折れ曲がる
部分を日本製の柔らかい配線に交換♪
こちらはCクラス(W203)です。
こちらも配線が堅くなって、折れ曲がって切れちゃうんで、柔らかい配線に取り替え♪
切り取った配線は、プラスチック棒の様にカリカリ!
W210のEクラスはW202のCクラス同様。
ドアミラー内の配線の被服が…
ちなみに今回ご依頼のCクラス(W202)、C200ほとんどの絶縁体が無くなっています!
そこで!ターミナルをカプラーから抜き取り、ドイツから取り寄せた!?熱伸縮チューブで再生します♪
この車両はモーターの配線が3本と少ないんですが、装備の多い車両では7本有ります。
それとミラーガラスの熱線に2本。合計片側9本、左右で18本!結構時間が掛かります…。
取りあえずミラー内の配線を治して、お次はヒューズを点検して、取り替え♪
コレでOK!な時はラッキー!? コレでも動かないときは…
>>>続きはこちらから…では無くて続きは来週に=3=3
2008/08/24 <ベンツ> 修理事例
オリンピックも終わったところで、今回はベンツSLクラス(R129)の600SLのレベリングオイル
漏れを♪
元々のご依頼は、「段差でタイヤがフェンダーに当たる」とのことで見てみると、エライ車高が低い!?
ボンネットを開けるとレベリングオイルが空っぽ… タイヤが引っ掛かって歪んだフェンダーを元に戻し、
オイル漏れ点検。
右前に付いている、バルブ付近からオイルが漏れていました。
取りあえず外して、取り付け面のオーリングを取り替えて、組み付けるがやはりその辺から漏れてくる…
本体の上にはフレームが被さっていて、なかなか目視では何処から漏れてくるのか見えにくい…
今度は綺麗に洗浄してから小さい鏡と電灯を使って入念に点検!!目の中にオイルが!!やはり
見えない…
再度綺麗に洗浄して、今度は指で触りながら点検。 「わかった!」 バルブ頂上の蓋の様な部分から
出ていました。
取り外して、分解してみると、ゴム状のパッキンが、サクサクバラバラに。
じゃぁそこのパッキンを取り替えれば!と、展開図を貰うと、本体一式の部品供給で…55万円也?!!
本体が故障して作動不良なら仕方が無いけど、こんな輪ゴムが劣化しただけで、本体取り替えは
もったい無いので、工場中のオーリングを探しまくり!何とか同じ様な大きさのオイル用オーリングを見つけ、
全てのオーリングを交換♪
専用じゃないので、新品純正部品よりも若干劣化は早いかも知れませんが、数年前に作って保管して
あった部品よりも、新しい日本製オーリングの方が逆に良いかも♪
2008/08/23 ちょっとした話
ガソリン価格の高騰でセルフ式スタンドが人気ですが、その反面、思わぬトラブルも増加してい
ます。初心者でも失敗しないポイントを確認しておきましょう。
1.燃料の入れ間違いは事故の元
給油の基本は、エンジン停止と火気厳禁、すべての操作を一人で行うのが鉄則。ほとんどのスタ
ンドは一方通行なので、案内に従って移動しましょう。
トラブルのトップは「誤給油」!ガソリン車に軽油を入れてしまうというもの。原因は軽自動車だから
軽油と勘違いするユーザーが多いためで、昨年は全国で約400件が報告されています。間違った
給油は走行中に突然エンスト、事故の元になるので要注意。
秋から冬にかけては、静電気が火災の原因になることもあるので、給油機に付けてある「静電気除
去パネル」に触れて放電するのを忘れずに。
2.注ぎ足しは絶対禁物
給油ノズルは給油口の止まるところまでしっかり差し込み、レバーを引くと満タン時には自動的にス
トップします。調査によるとノズルの差し込みが浅くオートストップが作動しなかったり、注ぎ足しをした
ことで「吹きこぼれがおきたことがある」と答えたセルフスタンドは95.5%、一般のスタンドの77.6%に
比べて約2割も多くなっています(JAF調べ)。ガソリンはマイナス40℃以下の低い温度でも引火する
ので、くわえタバコは厳禁です。
給油終了時に意外と多いのがキャップの閉め忘れ。カチカチと音がするまでしっかり止めたら給油完了!
2008/08/17 <ベンツ> 修理事例
暑い暑い夏の修理はやっぱりエアコン。
今回のご依頼は、メルセデスベンツ、Eクラス(W210)の「エアコンの風が出ない」にて。
車種を問わず原因に多いのは、レジスターと呼ばれる抵抗器。
このW210もレジスターが原因なんですが、二度と同じ故障が起きないよう対策する
メルセデス。
部品を発注すると、レジスターは形が変わっていて、同時交換部品としてブロワモーター
(風を送る扇風機)とそれを取り付けるケースも同時交換部品に。
ココまでやると、次には同じ故障は起きない。 しかし!そこまでやるとお値段の方も!!
中古を探すも人気商品で何処にも無し…と、部品屋の社長と話していると裏技が。
「W140のレジスターを加工して取り付け?」 対策は、されていないにしても、又10万
キロ使えるので有れば、とお客様に連絡をいれると、乗り換え近しとのことで、その方向に。
加工はカンタン♪
カプラー形状・配線の長さが違うので、切って繋いで取り付ければ完成!
これで当面は大丈夫♪と納車して3週間。
昨夜、次のお車のご注文が!(ホントに乗り換え近かったんですね)
2008/08/10 <ベンツ> 修理事例
こんにちは。
工場の加藤です。
@今回のご依頼は、「ノミ退治!?」 愛犬のノミが車中に住み着いている?
しかし、未経験の仕事… そこで、害虫駆除を専門にやって居られるお客さまに相談しました。
「家庭用の物で大丈夫!」と助言を頂き、養生開始!
精密機器、電子部品をカバーすれば、 あとはお家の様に噴出開始!
仕上げは弊社自慢のオゾン脱臭、除菌施工にて完成。 目に見えない修理?でしたが、
ご様子伺った所「OK!」見たいでした。
*家庭用とは言え、カナリ強烈なガスが発生しますので、ご自身で施工されるときには、
充分にご注意下さい。 (自分と顧問もしばらく咳き込んで、苦しかったデス)