Eクラス(W124)、E500、V8エンジンのチェーンスライダーガイド破損

2009/05/03 <ベンツ> 修理事例


今回はW124にちなんでE500をエンジン異音で入庫してきたワイドボディーのE500、
エンジンの前からジャラジャラとチェーンがヘッドカバーを擦るような…

と、ヘッドカバーをめくってみると、チェーンがたるんでいる???

W124 | 300TE | E500 | タペットカバー | タイミングチェーン | 修理 |メンテナンス

 

 

 

 

 

チェーンを張るテンショナーでも故障したのか?とのぞいていると…チェーンの走る道を支持するガイド
が折れていました!

W124 | E500 |タイミング |チェーン | スライダー | ガイド

 

 

 

 

 

プラスチックなため、年数劣化で折れたようです。以前にも500のV8でここが折れた車が入庫して
きましたが、その車は、チェーンたるんでヘッドカバーを突き破っていました!

そうなる前に、変な音が出ましたら、とりあえず、氏田自動車/ウジタオートサロンまで♪

 

 


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Eクラス(W124)、マフラーの穴修理

2007/06/21 <ベンツ> 修理事例


こんにちは。 工場の加藤です。

さっきから凄い雷が鳴っています。6月・梅雨、そろそろ雨マークのお出ましですな!
ワイパーゴムとタイヤの残り溝は要チェックですぞ!

さて今日は、マフラー修理ネタを。

作業車両は、根強いファンの多いW124=300TE(ステーションワゴン)昔から良くある、
「マフラーに穴が開いたから、塞いどいて」と言う、ご依頼。

ブレーキやマフラーなんかの、熱くなるところには、錆止め・ワックス何にも訊かず、すぐに
錆が出てきます。

ほいでもって、マフラーの中には「水」も出てきますんで、錆から、腐食になって、穴が開い
ちゃいます。

フツー鉄がさびても、穴が開く程って、なかなかご家庭では無いですが、自動車のマフラー
なんかは、しょっちゅうです。

こいつが、穴あきマフラーで、なかなかスポーティーなエキゾーストサウンドを、響かせます♪

右のほうに、もにょもにょっとした部分は、以前に穴が開いて、「パッチ当て」と呼ばれる、
方法で鉄板を切って穴に当て、溶接でひっつけました。
(自転車のパンク修理のパッチ当てと、同じ感じです)

ほいでもって、今回は又すぐその左側に、大きな穴が!

ここいらへんの、鉄板はさびて薄っぺらくなっちゃってるんで、今回は、ココを取り除いて、
違うパイプをひっつけます。

まずは、切断!

まっすぐな所は、長さとパイプ径が合えば、簡単なんですが、今回は曲線部分なんで、
似たような角度のパイプを探し、長さを測って取り付け!

この辺は、顧問のお得意作業です♪

どうです!? こうしておけば、次はなかなか破れません!これで、又しばらくは安心♪

この綺麗な曲線美! でも、地上に車を降ろせば、覗き込まないと見えません…

以上が、「マフラーの穴、塞いどきました」の内容でした♪


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ベンツ(直列エンジン)、ポルシェ、サーブ、オイル漏れ修理

2007/06/07 <ベンツ> 修理事例, <輸入車> 修理事例


オイル漏れシリーズ!

一時多かったメルセデスベンツの直列エンジン。
タイミングチェーンのカバーからのエンジンオイル漏れ。


(W124,260E,300E,300E-24,E280,E320,W210,等に)

ふつー殆どのパッキン部分って、パッキンを挟んでボルトで締め付けるんですが、ココは
構造上、縦・横両方にパッキン面があり、締め付けれ無い下側の黒い「コ」の字型をした
パッキンが古く・堅くなると漏れてきやすいのです。


お次はポルシェ968。 このポルシェは前置きエンジン。
(しかしミッション&デフがリヤで重量バランスバッチリ!)

バランサーシャフトって言う、エンジンの振れを押さえるオモリの棒が入っている箱の前後
からの漏れ。

  


次はサーブ。↓こんな所から、オイルが出ている!

 
(修理by サービス顧問)

たかがオイル漏れ。パッキンを替えるだけなんですが、そのパッキンはヘッドガスケットと
呼ばれ、エンジンを上下、真っ二つに!まん丸で並んで居るのが、「ピストン」って所です。

エンジンオイル,パワーステアリングオイル,ミッションオイルにデフオイル。
この辺のにじみは少々許せますが、ブレーキオイルや燃料の漏れは
早期修繕を!!


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W124(300E)のディスク交換、デファレンシャルギアのベアリング交換

2007/04/05 <ベンツ> 修理事例


今日も又、画像に助けられ、駆動偏を。

駆動系と一言で行っても、いくつかの部位に別れます。
まずは殆どの車がエンジンに直結しているミッション。
(ポルシェなんかは重量バランスを考え、前にエンジン、後ろにミッション)
エンジンで作り出した回転の速度を変えます。

M/T(マニュアルミッション)車が主流だった頃は、
乾式が多く、早く擦り減って良くクラッチオーバーホールで、
中のディスク板やベアリング、カバー類を交換していました。
(オートバイは湿式と言う、オイルに浸かった物が多いです)

最近は無断変速のCVTも増えてきましたが、
やっぱり主流はA/T(オートマチックトランスミッション)

こいつにも、ディスクが入っていて擦り減ってきます。
(湿式と言ってオイルに浸かってます)

ちなみに↓これは「W124」の「300E」。

すり減って薄っぺらくなり、最後の皮もところどころ剥がれています。
(部品代ディスク1枚約2000円也?♪)

こんな内部の部品を出してくれないメーカーも有り、
そんな場合は、リビルト、リンク品と呼ばれる再生品で、
A/T本体ごと交換。

このディスクを通って、トランスミッションの後ろから
次はプロペラシャフトでデファレンシャルギアに回転を送るんですが、
高級外車はその間にも一工夫。
カップリングラバージョイントにて、ミッションの変速ショックを和らげます。

普通はのユニバーサルジョイント(自在継ぎ手)にて、ダイレクトに伝える所へ
ゴムを入れるが為に、一昔前の車種ではこの部品が良く傷み、
車検時に発見しちゃうと、結構費用が掛かりましたが、
ゴム質の改良か、年々持ちが良くなってきました♪

お次はデフ(デファレンシャルギア)で、送られてきた回転を
左右に振り分けます。

コレはベアリングの異音でベアリングを交換しました。


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ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
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